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外壁塗装後の「液だれ」見つけたらどう動く?

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外壁塗装後の「液だれ」発見したらどうする?

外壁塗装後の「液だれ」発見したらどうする?

2023/12/06

外壁塗装後に足場も解体され、綺麗になった外壁を見て回っていたら発見してしまった「液だれ」!

外壁塗装は決して安い金額ではありません。それだけの金額をかけて行ったのに塗料が外壁にたれているのを見つけてしまったらとてもショックですよね。

今日はそんな外壁塗装後に液だれを発見した場合にどうすれば良いのかお話いたします。

目次

    業者へ連絡しよう

    まずは施工業者へ依頼

    外壁塗装後に液だれを発見した場合にはまず施工した業者へ連絡しましょう。通常の業者であれば丁寧に対応してくれるはずです。「液だれ」を起こしている箇所は見た目が悪い事はもちろん、塗料本来の機能を発揮することが出来なくなってしまう場合もあります。塗装は完璧に行われてこそ防水や防汚、断熱性といった塗料の持つ効果が最大限発揮されるものです。家を綺麗に保っていくためにも早く施工業者へ連絡し、綺麗に塗装し直してもらいましょう。

    「問題ない」と言われ対応を断られた場合は別の施工業者で見てもらう

    外壁塗装を施工した業者に連絡した結果「問題ない」と返答があり、特に対処してもらえない事もあるかも知れません。それで納得できれば良いのですが、そうもいかない場合が大半でしょう。そういった時には別の施工業者に見てもらうのも一つの手です。内容によっては保証の対象になる可能性もあります。

    なぜ「液だれ」が起こるのか?

    塗料が適切に使用されなかった

    塗料の希釈率が違っていて(あるいはあえて薄くして使用する悪徳な業者もいます)粘度が適切な状態に無い場合に塗料は垂れやすくなります。粘度が低い塗料は液だれの原因になります。

    施工時の気温や湿度

    施工時の気温や湿度、風や日差しによって塗料の乾燥速度が違い、気温が低かったり湿度が高く塗料の乾燥速度が遅い場合等には液だれが起こりやすくなります。

    不適切な塗装作業

    塗装作業において適切な技術と手順が守られていない場合にも液だれが発生する可能性があります。例えば均一な厚みで塗られていない場合や塗料の種類や塗装面の種類ごとに適切な塗装作業がされなかった場合等です。場所によって不均一に塗られた塗料は液だれしやすくなります。

    塗料の過剰使用

    一度に厚塗りしようとしたり、塗装の技術不足によって塗料が不均一になり厚塗りになってしまった部分ができた場合等には液だれが発生しやすいです。

    塗装面の温度

    塗装面の温度によっても塗料の状態が変わる為、液だれの原因になることがあります。基本的に通常の塗装業者は施工不良が起こりやすい天候の時には塗装施工はしませんが、そういった事を確認しない業者であったり、日程が迫ってきている等の理由で施工することもあります。そういった場合に液だれを起こしてしまう可能性があります。

    「液だれ」は施工業者の技能や知識不足

    液だれは上記に挙げた事が原因で起こります。そしてこれは塗装業者の職人の技能や知識不足が原因となっています。そのため外壁塗装業者は安さだけで選ばず、ちゃんと技能や知識のある外壁塗装業者へ依頼できるよう心掛ける必要があります。まずは相見積もりを取って見積もり書の納得感や細かな質問や不安な事にも親身に対応してくれるのか、業者の対応を見ると良いでしょう。また、「一級塗装技能士」等の資格を持っているかどうかも判断材料の一つになります。

    「液だれ」はそのままにしない

    冒頭の方でも申し上げた通り、「液だれ」を発見したら施工中でも施工後でも早急に業者へ連絡し直してもらうことをオススメいたします。そのままでは防汚や耐候性といった塗料本来の機能を発揮できませんし、取返しのつかない事態になる可能性もあります。また、液だれは1か所とは限りません。もし液だれを見つけたら他に起きてないかどうかも確認し、きちんと業者に対応してもらいましょう。液だれを起こしている部分は削って再塗装を行うのが一般的な対処法です。ただし確認した結果多くの場所で液だれを起こしている場合には全体を再塗装する必要も出てくるかも知れません。

    信頼できる外壁塗装業者を選ぶ

    誠実で親身になってくれ、きちんと技量や知識のある施工業者に外壁塗装を任せられるよう、まずは何社か相見積もりを取って話を聞いてみる事をおすすめいたします。中には残念ながら塗料を不適当な比率で希釈したり、安い分技術や知識が不足していたりして「液だれ」のような施工不良を起こしたり、あきらかな施工不良を保証しない悪徳な業者も存在しています。そのような業者に引っ掛からないよう、最善を尽くしましょう。

    まとめ

    液だれを発見した際には施工中でも施工後でも、まずは施工した業者へ連絡しましょう。液だれの原因には「希釈率」や「厚塗りしすぎる」等の理由がいくつかありますが、いずれも施工業者の知識不足や技量不足からくるものですので、施工不良と認められればやり直しをしてくれるはずです。ただし業者によっては「保証できない」等でやり直しをしてくれない場合もありますので、そういった場合には別の業者へ連絡して見てもらうことで保証の対象となる場合もあります。

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