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外壁塗装の際に起きてしまう可能性のある施工不良について7つのケースをプロが解説!

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外壁塗装の施工不良7選!!【プロ解説】

外壁塗装の施工不良7選!!【プロ解説】

2023/12/06

外壁塗装の後、実際に外壁を確認していて「これは施工不良じゃないか?」と感じる事があるかも知れません。また、実際施工不良である場合には塗膜が本来の機能を発揮できていない状態です。それによって本来の耐用年数までもたず劣化してしまったり、ひび割れや剥がれによって外壁そのものを守れず家自体にダメージが入ってしまったり、また外壁の塗り直しや修理をすることになったりして、余計な費用が掛かる原因にもなります。

本日は外壁塗装後にチェックをしている際に「これは施工不良なのかな」と心配になった方に向けて外壁塗装の施工不良についてお話いたします。

目次

    外壁塗装の施工不良7選!

    希望していた色と違う

    外壁塗装の際には入念な打ち合わせを行って色を決めるものです。ただ、そうして決めた色ではない色で塗られてしまっている場合は施工不良です。例えば「青」と決めたのに「黄色」で塗られている場合等です。ただ、お客様と相談した上で決めた色で塗られているにも関わらず、「実際塗装してみたら思っていた色と違う」という場合には施工不良とは言えません。外壁塗装の色は小さな見本で見た時と大きな面積で見た時で受ける印象が違うものです。「思っていた色と違う」とがっかりしないよう、気を付けて決めましょう。

    塗りムラがある

    外壁塗装は人の手で塗っている為に少しのムラはどうしても出るものではありますが、目に見えて明らかな塗りムラは施工不良と言える可能性が高いです。塗料が外壁に均一に乗っていないという事でもあり、見た目が良くないだけでなく塗料の機能面でも十分な性能を発揮できない可能性があります。

    塗装の剥がれがある

    施工不良による塗装の剥がれは通常2~3年程で起こります。通常10年以上耐用年数があるはずの外壁塗装や屋根塗装において数年で剥がれが起きるのは年数だけでは一概には言えないものの施工不良である可能性が高いです。

    ひび割れがある

    施工不良によるひび割れは通常外壁塗装後すぐ~1年以内に発生する可能性があります。施工不良によるひび割れの主な原因となるのは「塗料の乾燥不足」や「塗料の選択ミス」です。外壁塗装は通常「下塗り」「中塗り」「上塗り」と3回塗装します。そして塗った後には必ずしっかり乾燥する時間を設ける必要があり、このときしっかりと乾燥させずに次の塗装に入ってしまった場合などにひび割れが起こりやすくなります。また、業者の知識不足で「外壁の素材(下地)」と「下塗り用の塗料」の相性や「下塗り用の塗料」と「中塗り・上塗り用の塗料」の相性が良くない塗料を選んでしまった場合などにもひび割れが起こる可能性があります。

    液だれがある

    外壁に塗料が垂れて汚く見えている状態で、明らかな施工不良と言えます。これは「希釈率が適切ではない」場合や「規定よりも厚塗りしている」、また「気温が低すぎる」場合に起きる可能性があります。塗料の希釈率を間違えて(あるいは悪徳業者の中にはわざと薄くして使用している場合も)使用し、粘度が低い状態で塗装すると液だれを起こします。また、本来は3回塗りが必要であるのに厚塗りをすることで2回塗りで済まそうとする悪徳業者もいます。塗料が必要以上に厚くなっていると液だれを引き起こす可能性があります。また、冬季等で非常に気温が低く塗料の乾燥に時間がかかってしまった場合にも液だれを起こす可能性があります。

    塗り残しがある

    お客様と打ち合わせをして決めたはずの「ここまで塗ります」というお約束に塗り残しがあった場合には施工不良と言えます。ただし、営業員と口約束をしただけで契約書や見積もりに記載が無い場合もあり、そういった場合には施工業者に逃げられてしまう可能性も。外壁塗装の契約書にサインする前にはきちんと内容が希望通りになっているか確認しましょう。

    ブツブツと小さな穴がある

    塗料にブツブツと小さく穴が開いている状態は施工不良でしょう。これは気温が高すぎる時に塗料の表面の乾燥が早すぎてしまい、中の気泡が閉じ込められてしまった際などに発生します。

    すぐには分からない施工不良

    工程の省略

    3度塗りする所を2度塗りしかしていない等は悪徳業者が行う明らかな手抜き施工です。完成直後は綺麗に見えるためすぐには気づけない可能性が高く、このような手抜き施工は施工後すぐ~2、3年経ってから塗膜のひび割れや剥がれ等で発覚することが多いです。心配である場合は施工中は工程を飛ばしたりしていないかしっかりと見張っていましょう。

    不適切な塗料の使用

    使用する塗料の希釈率を守らず薄めて使ったり、見積もり書よりもグレードの低い塗料を使用する施工です。こちらも施工後数年経ってから塗膜の劣化が早いことで気づきます。外壁塗装中はきちんと見積もり書通りの塗料で塗られているか、塗料の缶を確認するなどすると安心です。

    施工不良ではない場合もある

    材料が異なっている

    外壁の素材によってはサンプルの色と少し違って見えたり、光沢の差が出る事があります。しっかりと決めた色で塗装をしている場合には施工不良ではなく、外壁の素材自体の性質によって色が違って見えています。

    色の微妙な違い

    同じ色の塗料を使用していても、異なる製造ロットである場合には微妙に色が違ってしまう事もあり得ます。これは気象や雨風といった天候の影響もありますが、製造されてから出荷されるまでのタイムラグにも原因がある場合があります。いずれも施工不良とは言いづらいです。また、契約書・見積もり書通りの内容で施工しているにも関わらず「思っていたイメージと違う」という理由では施工不良にはならず、もし施工し直しを求めるのであれば再度料金がかかるとお考えください。

    いずれにしても、素人判断ではしっかりとした判断が下せないものです。もし外壁塗装後に「施工不良かな?」と心配になった際には施工を担当した塗装業者へ連絡し相談しましょう。

    施工不良を発見したらどうしたら良い?

    まずは施工業者へ連絡を

    外壁塗装後や最中に施工不良を発見したら、もしくは「施工不良かな?」と心配になった際には、まずは施工を担当した塗装業者へ連絡しましょう。塗装に施工不良がある場合には塗膜が十分な機能を発揮することが出来ません。ひび割れや剥がれが大きくなってしまう前に早めに相談しましょう。まともな業者であれば実際に状況を確認し、必要であれば施工し直しをしてくれるかと思います。

    施工業者が対応してくれない場合

    専門家へ相談を

    施工不良であったにも関わらず外壁塗装を担当した塗装業者が全く対応してくれない場合には専門家へ相談しましょう。例えば、「消費者ホットライン」や「国民生活センター」、「住まいるダイヤル」等です。いずれも相談無料で専門家に相談することができます。※通話料のみかかります

    上記の団体に相談しても
    解決できなければ、弁護士に相談を。

    法的な観点から介入し、トラブルの解決をしてくれます。ただしもちろんそれなりにお金がかかりますので、弁護士に相談するのは最終手段だと思っておいた方がいいです。「どうしてもこの案件だけはきちんとしたい」といった場合には活用しましょう。

    どうして施工不良が起こる?

    職人の経験不足

    外壁塗装の施工不良は職人の知識や技術が足りておらず起きる場合があります。例えば、均一に塗料を塗る事ができなかったり、塗料の希釈率を間違えたり、塗料が完全に乾く前に次の塗料を塗ってしまったりetc...職人の経験不足による施工不良を避けるためには、施工する職人はどれくらい現場を経験しているのか、資格を持っている職人が施工してくれるのか等々を確認するとリスクを下げる事ができます。

    悪徳業者による雑な施工

    悪徳業者による雑な施工、例えばわざと薄く塗料を作って塗装したり、グレードを下げた塗料を使用したり、塗装工程を飛ばしたりetc...悪徳業者はもしかすると相場よりもずっと安い値段で外壁塗装を行うかも知れませんが、その分どこかで手を抜いていたりするものです。相場よりもあまりに安い場合には業者にしっかりとなぜそこまで安いのかを聞き、理由にしっかりと納得できない場合には依頼しない方が良いです。

    施工不良を未然に防ぐ方法

    施工不良を起こしてしまう塗装業者には「悪徳業者」も居ればそうではない業者もありますが、いずれにしてもせっかく行った外壁塗装に施工不良があって欲しい訳がありません。

    ここでは少しでも施工不良が減らせるようお客様の方で気を付けておくと良い事をご紹介いたします。

    あらかじめ外壁塗装について学習しておく

    特に悪徳業者の場合、お客様に外壁塗装の知識が無い事を良い事に勝手に塗料を変更したり、工程を省いたりする可能性があります。そういった時に気づけるよう、どのような流れで外壁塗装が行われていくのか、あらかじめ確認し学習しておくと良いでしょう。

    施工に入ったら逐一チェックを行う

    まず最初に、現場に収められた塗料の種類と数を確認しましょう。指定した種類の塗料が塗装面積に対して必要な数置かれているか確認することで、別の塗料を使用されたり工程を省いたりする可能性を減らすことが出来ます。また、施工中もしっかりと見張っておくことで怪しい動きをしていないか等に気づく事ができます。

    長年の経験や
    資格のある業者へ依頼する

    「一級塗装技能士」等の資格を持っていたり長い年月修行し腕を磨いている職人が居る業者へ依頼し、信頼できる職人に施工してもらえるよう確認すると良いでしょう。施工不良を完全に避けられるとは言えませんが、リスクを避けられます。

    飛び込み営業は危険

    飛び込みで家に営業員が来て営業する業者も存在しています。そのような業者に外壁塗装を依頼した場合、全てとは言わないものの一定数は雑な仕事をされてしまう可能性があります。というのは、営業会社が他にある場合など、塗装する業者は更に下請けである場合もあります。そういった場合には営業会社がマージンを取っていってしまうため、下請けの塗装業者も利益のために手抜き施工をする可能性があるためです。もし訪問で営業員が来た場合には安易に屋根等には上らせず、また「今塗装しないと危ない」「この場で契約してくれたら何割引き」といって契約を迫ってくる場合には断った方が無難です。

    まとめ

    せっかく高いお金を払い外壁塗装を行うのに施工不良を起こして欲しくないのは当たり前です。しかし、施工不良に遭遇してしまう可能性も残念ながらゼロではありません。ただ、自らが気を付けることで避けられる施工不良もあります。住宅の塗り替えを考えた際、きちんと信頼できる業者へ依頼できるよう何社か相見積もりを取り詳しく話を聞いたり、口コミを参考にする等することをオススメいたします。また、実際に施工が始まってからも気を抜かず、しっかりとチェックを行うことで施工不良を未然に防ぐ事ができるかも知れません。

    山形市の外壁塗装専門店「PRIDE」

    山形の外壁塗装専門店「PRIDE」では、お客様も安心して施工をお任せ頂けるよう、少しのご不安ごとも丁寧にお応えし対応するよう心掛けております。

    外壁塗装を通して山形の住宅を守れるよう、心を込めて施工させて頂きます。

    相見積もりで構いませんので、お気軽にお声がけ頂ければと思います。

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