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無機塗料の価格とおすすめする方をかんたん解説!その特徴とデメリットにも迫ります!

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無機塗料の価格について無機塗料がおすすめな方とは?
【約4,000~5,000円/㎡】

無機塗料の価格について

2024/03/24

こんにちは。外壁塗装専門店『PRIDE』です。

外壁塗装や屋根塗装を行う際、「無機塗料」という選択肢があるかと思います。

無機塗料は価格だけで見れば他の塗料に比べ高い為、その特徴やデメリットが気になる所だと思います。

「無機塗料って耐久性が高いらしいけど、いくらくらいするんだろう」

「無機塗料のメリットとデメリットは?」

そんな方に向けて無機塗料の価格平均とその特徴、デメリットまでかんたんに解説いたします!

目次

    無機塗料の価格平均は【約4,000~5,000円/㎡】

    無機塗料の価格平均は1㎡あたり約4,000~5,000円です。無機塗料はシリコン塗料やフッ素塗料よりも高いですが、その分耐用年数は15年~25年とされ、塗料の中では最長です。というのは無機塗料は有機物である炭素を含んでいない無機物が主成分であるためです。

    無機塗料の商品ごとの施工単価

    ・日本ペイント「ダイヤモンドコート」:約3,800~4,500円/㎡

    ダイヤモンドコートは下塗り含めて3回塗りを行った後に上からUVカット機能のついたクリヤーコーティングを行う計4回塗りを行います。中塗りにはひび割れが起きにくい専用の塗料を使用し、仕上げにUVカット機能がついたクリア塗装を行うことで無機塗料が持っている「割れやすい」「紫外線のダメージを完全に防ぎきる事はできない」といったようなデメリットを解消する塗料です。4回塗りを行うため施工費用が高くなりがちですが、3回目の塗装の際には無機塗料以外の塗料も選択する事ができます。(フッ素塗料は4回塗りの時に使用するUVカット塗料と相性が悪いため、使用できません)

    ・アステックペイント「無機ハイブリッドコートJY」「無機ハイブリッドクリヤー」:約3,800~5,000円/㎡

    無機成分を60%以上配合した20年以上の耐用年数を持つ高耐候性のある塗料です。無機成分が高配合されているためより紫外線にも強く劣化しづらい塗料です。有機成分を含む事で割れやすさを軽減し、しなやかな塗膜を形成します。クリヤー塗装ではサイディングに施された意匠性を塗りつぶすことなく外壁材を保護してくれます。

    ・エスケー化研「セラミタイトペイント」:約1,400~3,500円/㎡

    1液タイプの水性艶消し塗料です。耐汚染性や乾燥性に優れ、建物を長期に渡って住宅建物を保護する事ができます。

    無機塗料の特徴

    無機塗料の特徴についてご紹介します。

    ・耐久性が高い

    無機塗料は主成分に無機物を配合しており、耐候性が高いです。紫外線を受けても劣化しにくく、長期間ツヤを保ち建物を守り続ける事ができます。そのため20年を超える耐用年数を持つ無機塗料もあります(無機塗料には無機物だけでなく有機物も含まれているため、紫外線による劣化を完全に止める事はできません)

    ・色あせしにくい

    上記の通り無機塗料は耐候性が高く太陽光からの紫外線にも強い塗料です。そのため紫外線による色あせを起こしにくく、長期間色あせせず美しい外観を保つことができます。

    ・汚れにくい

    無機塗料を汚れが付着しにくく、軽微な汚れであれば雨によって流れていくため長期間綺麗な状態を保つことができます。

    ・カビや藻が発生しにくい

    無機塗料はカビの栄養になるような有機物の含有率が低いため、カビが発生しにくい塗膜が形成されます。また、微生物の繁殖も抑制し、藻の発生も防ぎます。

    無機塗料のデメリット

    フッ素よりも長い耐用年数を持つ無機塗料ですが、やはり良いところばかりではありません。以下では無機塗料のデメリットについてお話いたします。

    ・価格が高い

    20年を超える耐用年数を持つことも珍しくない高耐久の無機塗料ですが、その分価格は高くなってしまいます。その施工単価はフッ素塗料を超えますので、初期費用として多くのお金がかかる事は覚悟しておかなければいけません。ただし、お話した通り無機塗料は高耐久で耐用年数が長い塗料ですので、他の塗料では2回3回と塗り替えを検討しなければいけないところを1回や2回で済ます事ができ、長期的に見れば安く済む場合もあります。

    ・柔軟性が低い

    無機塗料に配合されている「無機」とは、炭素を含まないもの。「ガラス」や「レンガ」のようなものだと思って頂ければ分かるように柔軟性が無く硬いです。そのままでは塗料として使用できないため塗料として使用できるまで有機物を配合しておりますが、それでも無機物の性質を持っており塗膜が硬くひび割れやすい性質を持ちます。

    ・木材の塗装には不向き

    上記で柔軟性が低いと紹介しまいしたが、無機塗料の塗膜は硬く柔軟性が低いため、木材のような湿気等を吸って大きくなったり乾燥して縮むような素材への塗装は向きません。

    無機塗料をおすすめする方

    ・とにかく長く綺麗に保って欲しい方

    無機塗料は耐久性が高く、有機塗料の中で一番耐用年数のあるフッ素塗料よりも長い耐用年数を持ちます。屋根や外壁の塗装面積が広く、初期費用がかかっても良いから経年劣化による塗り替えの頻度を減らしたい方、将来のメンテナンス負担を減らしたい方に無機塗料はおすすめです。

    ・外壁や屋根の耐候性を求める方

    無機塗料は高い耐候性を持ちますので、太陽光や雨風など自然環境の影響を強く受けるような屋外環境においては特に頼りになる塗料です。例えば海岸や高山地域など、厳しい気象条件に晒される建物にはおすすめです。

    ・メンテナンスを最小限にしたい方

    無機塗料は汚れにくく、変色もしづらい特徴があります。そのため定期的なメンテナンスや清掃作業を減らす事ができます。綺麗な状態をメンテナンスなしで長期間保って欲しい方にも無機塗料はおすすめです。

    まとめ

    無機塗料の価格平均は【約4,000~5,000円/㎡】です。メーカーの商品ごとにも変動はありますが、概ね有機塗料の中で最も高いグレードであるフッ素塗料よりも高いです。その分高耐久で耐用年数も20年を超える塗料も少なくありません。紫外線や雨風に強いため劣化しにくく、また有機成分が少ないためカビなどの汚れにも強いです。一方で柔軟性に欠け、ひび割れに追従しにくく割れやすいデメリットがあります。無機塗料は価格はいくらでも良いからとにかく長期間外観を綺麗に保って欲しい方、メンテナンスを頻繁に行いたくない方などにおすすめです。

    無機塗料で施工したいなら
    外壁塗装専門店『PRIDE』

    外壁塗装専門店『PRIDE』では、今回ご紹介した無機塗料はもちろんシリコン塗料やフッ素塗料の取り扱いもございます。それぞれにメリットやデメリットがありますので、「どの塗料が良いんだろう?」と言った場合にもお気軽にご相談ください。お客様のご希望やご予算、また外壁や屋根の素材や現在の状態からお客様にぴったりの施工プランをご提案いたします。

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