外壁のコケ取りって自分でできる？その方法と再発防止方法とは

こんにちは。山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

外壁にはその住宅の置かれている状況や外壁材の種類などによってコケが生えてしまう可能性があります。

外壁にコケが生えてしまうと美観を損ねる他、放置してしまうとコケがより繁殖し外壁自体の劣化に繋がってしまいます。

そのため外壁に発生したコケは発生してすぐのうちにコケ取りをし、外壁の美観と健康を維持しましょう。

ではそんな外壁に発生したコケは果たして自分で取れるものなのでしょうか？その疑問を解決いたします！

外壁に発生したコケのコケ取りは自分で可能です。ただしコケの程度によっては自分ではコケ取りしきれないため、業者に依頼する必要があります。

・軽度のコケ

コケが生えている面に水をかけてみて水を弾くようであれば塗膜の防水機能も失われておらずコケが外壁内部まで根を張っている可能性は低いです。塗膜表面に発生しているコケは自分でコケ取りすることが可能です。

・中度のコケ

外壁に生えているコケにかけた水が弾かれず吸収されてしまうようであれば、塗膜が劣化し防水機能が失われている状態で、コケも内部に根を張っている可能性があります。自分では取り切れない可能性があり再発リスクもあるため業者に依頼するようにしましょう。

・重度のコケ

外壁に発生したコケの表面が盛り上がってしまっている場合にはコケが外壁表面を越えて外壁内部まで根を張ってしまっている状態です。完全に内部に根を張っているコケは自分でコケ取りを行い取り除く事は不可能と考え、業者に依頼するようにしましょう。また、コケ取りだけでなく外壁の補修や再塗装も必要な場合があります。

・ブラシ等を使用して中性洗剤で落とす

外壁を傷つけないよう柔らかいブラシとスポンジを使用してコケ取りをする方法です。まずは外壁についている汚れをブラシで擦って落とし、雑巾などで綺麗にします。その後濡れたスポンジを使用しスポンジのやわらかい面でコケを拭き取るようにして擦り、水で洗い流します。

この際もし水ではコケが取れないようであれば中性洗剤を溶かした水を使用し、それをブラシやスポンジにつけて擦るようにしてみましょう。

・コケ取り専用剤を使用する

中性洗剤を使用してもコケが取れない場合にはコケ取り専用剤を使用する事でより強力にコケ取りを行う事ができます。コケ取り剤には希釈して使用するものからスプレータイプになっておりそのまま吹き付けることができるものまで様々なものがあります。

・日当たりや風通しの悪さ

日当たりが悪い場所はや風通しの悪い場所は湿気がこもるため、コケの生えやすい条件が揃いやすいです。コケの生えやすい湿度と日光が保たれる事でコケの繁殖が促進されます。

・湿気

湿度が高い場所にはコケが生えやすいです。

また川や湖などの水場が住宅の周りにある場合にはコケの胞子が飛んでくる他、住宅周辺の湿度を上げ外壁にコケが生えやすくなります。　

・高圧洗浄機を使用する際は気を付ける

高圧洗浄機を使用すると確かに外壁のコケ取りを広範囲で素早く行う事が出来ますが、同時にその水圧で塗膜まで剥がしてしまう可能性があります。そのため高圧洗浄機を使用したコケ取りを行う際には水圧や洗浄面の状態に気を付ける必要があります。

・固いものでは擦らない

外壁を固いもので擦ると傷がついてしまい、様々な不具合の原因になります。そのため自分でコケ取りを行う際には固いものでは擦らず、柔らかいスポンジやブラシを使用するようにしましょう。

・ゴム手袋を着用する

コケ取りを行う際には薬剤を使用するかと思いますがそれらの薬剤は肌に刺激を与え肌荒れの原因にもなりますので薬剤を使用してコケ取りを行う際にはゴム手袋を付けて薬剤から皮膚を守るようにしましょう。

・高所作業は注意

コケ取りが高所作業になる場合には自分でコケ取りをするのはおすすめしません。しかしどうしてもおこなう場合には決して一人では行わず、脚立を支えて様子を見ていてくれる人と作業をする人の二人以上で行うようにしましょう。

外壁に発生したコケを放置してしまうと以下のような不具合が発生する可能性があります。

• コケの増殖
• 美観を損ねる
• 外壁材の劣化
• 塗膜の剥がれ
• 外壁の劣化

外壁に発生するコケは環境を変えなければ再発する可能性が高いですので、再発させないためには再発防止のために対策をする必要があります。

• 風通しを良くする
• 凹凸の少ない外壁材を選ぶ
• 光触媒塗料を使用する
• 防カビ･防藻塗料を使用する

外壁に発生したコケは軽度のものであれば自分でコケ取りする事は可能です。その際には外壁を傷つけてしまわないよう柔らかいブラシやスポンジを使用するようにしましょう。もし固いもので外壁を傷つけてしまうと汚れや埃が溜まる原因となったりしてより外壁を劣化させてしまう原因となってしまいます。また、コケの侵食が中度～重度の場合、また高所での作業になる場合には自分でコケ取りはせず業者に依頼することをおすすめします。