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sgl鋼板にデメリットはある?ガルバリウム鋼板との違いとは

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sgl鋼板にデメリットはある?ガルバリウム鋼板との違いとは

sgl鋼板にデメリットはある?ガルバリウム鋼板との違いとは

2024/08/02

こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

皆様は「sgl鋼板」という建材について聞いたことがありますでしょうか?

sgl鋼板はガルバリウム鋼板とよく比較される金属製の素材で、とても錆に強く高い耐久力を持っています。ガルバリウム鋼板と同様屋根材や外壁などに使用されている人気の建材です。

本日はそんなsgl鋼板についてデメリットやメリット、またガルバリウム鋼板との違いや塗装が必要かどうか等についてお話させて頂きます。

目次

    sgl鋼板のデメリットとは

    ガルバリウム鋼板よりも高い耐久性を持つsgl鋼板にデメリットはあるのでしょうか?sgl鋼板のデメリットについてご紹介いたします。

    ・コストがかかる

    sgl鋼板はガルバリウム鋼板とそこまでかかる費用は変わらないものの、比較するとsgl鋼板の方かコストがかかる点がデメリットです。ただしそこまで変わらないため耐久力や耐用年数の長さでガルバリウム鋼板と比べるとsgl鋼板の方がコスパが良いとも言えます。

    ・傷つきやすい

    sgl鋼板は腐食に対して強い耐性がありますが、薄い金属板であるため傷や凹みが起きやすい素材とも言えます。傷がついたり凹んだりして表面の塗装が剥がれてしまったりするとそこから錆や腐食に繋がりsgl鋼板の寿命が減ってしまう可能性があります。

    ・断熱性が低い

    sgl鋼板には断熱材が入っておらずsgl鋼板単体だけでは瓦やスレート屋根材に比べると断熱性が低いです。屋根材に断熱性が欲しいのであればsgl鋼板ではなく断熱材を一緒になっている屋根材を使用するか、屋根にsgl鋼板を使用しつつ断熱効果を持たせたいのであれば施工する際に断熱材も一緒に使用して施工するようにしましょう。

    ・防音性が低い

    sgl鋼板は薄い金属製の屋根のため、屋根に打ち付ける雨の音などが直接室内に響いて音について気になるようになってしまうかも知れません。現在の住宅は天井と断熱材によってある程度の防音性が確保されているためそこまで気にならないかも知れませんが、屋根の防音性について気にする方は注意が必要です。

    そもそもsgl鋼板とは?

    sgl鋼板とは、ガルバリウム鋼板よりも高い防錆性能を持つ鋼板です。sgl鋼板はガルバリウム鋼板と同様の構造をしていますが、メッキ部分にマグネシウムを加えた事でより高い防錆効果を持たせる事に成功し、それによってsgl鋼板はガルバリウム鋼板の3倍以上高い耐食性を持っています。「次世代ガルバリウム鋼板」とも呼ばれ、ガルバリウム鋼板に続いて人気の出てきた建材です。屋根材などに使用されています。

    sgl鋼板のメリット

    ・錆にくい

    sgl鋼板の一番のメリットはその錆びにくさです。マグネシウムを加えた強化されためっき層がsgl鋼板を守っており、ガルバリウム鋼板の3倍の耐腐食性を持っています。金属屋根は錆が発生し進行してしまうと塗膜の剥がれに繋がり、酷くなると穴があいて雨漏りに繋がる可能性があります。切断面などはメッキによる防錆効果が届きにく錆びやすい箇所ではありますが、sgl鋼板はそういった金属の錆びやすい箇所の防食性も持っています。

    ・耐震性に優れる

    sgl鋼板はスレート屋根の5分の1、瓦屋根の10分の1の軽さで、ガルバリウム鋼板と同様とても軽い屋根材です。屋根材が軽いと地震等で建物が揺れた際に建物にかかる負担も減るため、耐震性を上げる事が可能です。

    ・加工性に優れる

    sgl鋼板は薄い金属板であるため、ガルバリウム鋼板と同じように加工がしやすい素材でもあります。施工箇所が複雑な形状をしていても加工して施工する事ができるため、屋根材はもちろん、補強材や外壁材などにも使用する事ができます。

    sgl鋼板とガルバリウム鋼板との違い

    sgl鋼板とガルバリウム鋼板は基本的には作りは一緒ですが、最大で唯一の違いが「メッキにマグネシウムが含まれているかどうか」です。マグネシウムの働きによって保護被膜を安定させ、ガルバリウム鋼板の3倍もの耐食性を発揮しています。施工にかかるコストはガルバリウム鋼板よりもsgl鋼板の方が若干高くはありますが、その高い耐食性を考えるとガルバリウム鋼板を超える人気の出る建材ではないかと思います。

    sgl鋼板は塗装が必要?

    sgl鋼板は10年~15年を目途に再塗装を検討することをおすすめします。sgl鋼板は非常に高い防食性を持つ建材ではありますがそれでも塗膜は劣化し傷や凹み等から錆が発生してしまう可能性はあります。sgl鋼板はとても錆びにくい素材ですが、絶対に錆びない訳ではない点には注意が必要です。そのためその高い耐用年数を保つためにも定期的な塗装を行うことをおすすめします。

    まとめ

    sgl鋼板のデメリットを中心にメリットやガルバリウム鋼板との違い、塗装が必要かどうかなどについてお話させて頂きました。sgl鋼板はガルバリウム鋼板を超える耐食性を持つ建材で「次世代ガルバリウム鋼板」とも呼ばれる高耐久な素材です。ガルバリウム鋼板よりも若干高いコストやガルバリウム鋼板と同様のデメリットはありますが、非常に高耐久で軽い金属であるため住宅の耐震性を上げる効果も期待できます。ただし絶対に錆びないという訳では無い点やsgl鋼板の塗膜も劣化する点から10年~15年を目安に屋根塗装を検討することをおすすめします。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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