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外壁に発生した深い構造クラック。その危険性と補修方法について解説!

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外壁に発生した深い構造クラック(ひび割れ)。その危険性と補修方法について解説!

外壁に発生した深い構造クラック(ひび割れ)。その危険性と補修方法について解説!

2024/01/04

こんにちは。

山形市に拠点を持つ外壁塗装専門店『PRIDE』です。

住宅を見た時に目に入る外壁に走るひび割れ(クラック)。

急いで補修した方が良いのかどうか悩む場合もあります。

実はクラックはその大きさ深さ、発生原因から種類が分かれています。

今日はそんなクラックの中で「構造クラック」と呼ばれるクラックについて、その緊急性と原因、補修方法についてお話いたします。

 

■「構造クラック」は一般的に「幅0.3mm以上で深さ5mm以上のクラック」

一般に、0.3mm以下のクラックは「ヘアクラック」、それ以上のクラックは「構造クラック」と呼びます。

「構造クラック」とはその名前の通り「構造にまで及んでいるクラック」の事で、放置しているとクラックの隙間から水が入り込み、建物の耐久力を削っていきます。

雨漏りの原因になる他、カビの発生にも繋がるクラックですので、高い緊急性を持っています。

 

■「構造クラック」は早急な対処を

上記でお話した通り、「構造クラック」は早急に対処し補修する必要があります。

放置してしまうと雨漏りを起こす可能性があり、そこから入り込んだ水分がカビの発生を手助け。そこから建物全体の劣化を引き起こしてしまいます。

補修をお考えの際は施工業者へ連絡し、状況を話して依頼しましょう。

 

・「構造クラック」にも種類が

「幅0.3mm以上で深さ5mm以上のクラックは「構造クラック」」とお伝えしましたが、実はその「構造クラック」にもいくつか種類があります。

 

①水平や垂直にひび割れている場合

水平や垂直に走るクラックは建物の構造に沿って割れているもので、「構造クラック」の中では比較的危険度が低いものになります。

急いで補修すれば安心です。

 

②斜めにひび割れている場合

斜めに入ったクラックは水平や垂直方向に走るクラックに比べて危険度が高いです。

建物の構造に沿って割れるクラックではないため、その建物の構造に問題があると予測されるためです。この場合、クラックを補修するだけでなく、建物全体の構造を見直した方が良い可能性があります。

ただ、構造に問題が無くても地震などで建物が歪んだりした際にも発生する場合もあります。

 

③バッテンにひび割れている場合

バッテンに走るクラックは最も危険度の高い構造クラックです。構造だけでなく、建物自体に問題がある可能性があります。特に柱に発生した場合には要注意。しっかりと調査し対処する必要があります。

このバッテンのクラックは大きな地震が起きて建物に大きな負荷がかかった際にも発生する可能性があります。

 

いずれにしても構造クラックは早急な対処と補修が必要な危険度の高いクラックと言えます。

 

■DIYでは補修できない

細くて緊急性の少ないヘアクラックはDIYでの補修・応急処置が可能です。

しかし、「構造クラック」はDIYでの補修は難しいと思っておいた方が良いです。

構造クラックはひび割れが塗膜を超えて下地のモルタル等にも及んでいるクラックですので、専門的にしっかりと補修しないとより酷い状態になってしまう可能性があります。

酷くなってから業者へ依頼するとより費用がかさむ結果にもなりますため、DIYでの補修はできないと考えましょう。

 

■構造クラックの補修方法

・シール工法

クラック部分を清掃し上からシーリング材を塗り込む工法です。

クラックに沿ってシーリング材を塗布し、指等でクラック内部に押し込み仕上げます。

 

・U字(V字)カットシール充填工法

機械を使いクラック部分をU字もしくはV字になるようカットし、そこにシーリング材を充填する工法です。

クラック部分をカットした後に施工場所を綺麗にしてシーリング材を入れて慣らし、仕上げます。

 

・エポキシ樹脂注入工法

クラック部分に樹脂を注入する工法です。

クラックに沿って座金を設置し、ゴムの圧力等で樹脂を注入していきます。

 

■構造クラックが起きてしまう原因

・建物の劣化

外壁等、建物が劣化する事でクラックが起きる場合があります。

サイディングボード等の外壁材を繋ぐ目地が紫外線等で劣化し割れたり、外壁の塗膜が劣化してきて防水性を失い下地が湿気を吸ってしまい劣化したり等、外壁は様々な要因で劣化しクラックを起こします。

 

・地震等で建物が揺れた

地震等で建物が揺れて揺れに追随できなかったり構造が歪んだりしたことを原因としてクラックを起こす場合があります。

 

・施工不良

そもそも構造に問題があったりした場合にもクラックが起こります。

施工不良によるクラックは施工後1年以内に起こる可能性が高く、あまりに早いクラックの発生は施工不良を疑います。

 

■まとめ

クラックにはいくつか種類があり、その中でも幅が0.3mm以上、深さが5mm以上あるクラックは「構造クラック」と言われています。

構造クラックにも種類はありますが、いずれにしても早めに補修する必要があります。

補修の際にはDIYで行うのではなく、施工業者へ連絡ししっかり補修してもらいましょう。

 

■外壁のクラックはご相談ください

山形市の外壁塗装専門店『PRIDE』では外壁に走るクラックに関するご相談をお受けしております。「外壁にひび割れを見つけてしまい不安」「ひび割れを綺麗に補修して欲しい」といったご要望に応え、最適な補修サービスをご提供いたします。

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外壁塗装専門店PRIDE
住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
電話番号 : 023-676-6155


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