外壁のサイディングにクラックが！その補修方法と原因とは？

こんにちは。山形にある外壁塗装専門店『PRIDE』です。

外壁によく使用される窯業系サイディング。コスパ良く見栄えが良くなり、耐火性や耐久性に優れているため人気の素材です。

しかしそんな窯業系サイディングにもひび割れ(クラック)を見かける事があります。

今日は窯業系サイディングに発生したクラックについて、その補修方法と原因についてご説明いたします。

 

■窯業系サイディングのクラックの原因

・経年劣化

耐久性のある窯業系サイディングも経年劣化によってクラックを起こす可能性があります。一か所だけでなく複数個所でクラックが発生している場合には窯業系サイディングの寿命の可能性がありますので、張り替えや補修をおすすめいたします。

 

・揺れ

地震等で建物が大きく揺れたりした場合にはサイディングが耐えられずクラックが発生する可能性があります。

 

また、窯業系サイディングはクラックしにくい素材ではありますが、サイディング等の目地に使用されるコーキング(シーリング材とも言います)は劣化しやすくひび割れしやすい箇所です。

紫外線等を受けて劣化しひび割れたり、サイディングとの間に隙間が空いてしまったり、時には真ん中から裂けてしまう場合も。

コーキングに発生したクラックは表面にひびが入っているだけであればDIYでも補修可能ですが、一部のみの劣化ではなく全体的に劣化していると思われますので家全体のコーキングの補修を考えなくてはなりません。

そのため、安全面等も考え施工業者へ依頼することも候補に入れましょう。

 

■窯業系サイディングのクラック補修方法

クラックの大きさや深さによって補修方法は異なります。

また、コーキングに発生したクラックはコーキングの打ち直しによって補修します。

 

・シーリング材を擦り込む

クラックの上からシーリング材を擦り込み補修します。

簡易補修のため幅0.3mm以下のヘアクラックと呼ばれる細いクラックに使用されます。

補修方法としてはクラックに沿ってシーリング材を充填し、ヘラや指等でクラック内部に補修材が入り込むようしっかり擦り込み馴染ませます。

 

・カバー工法

劣化してクラックを起こしているサイディングボードの上に新しいサイディングボードを張り付ける工法です。張り替え工事をするよりも費用を抑えられる反面、追加でサイディングを張り付けることで建物自体の総重量が増えるため耐震性が下がったり、元々の下地部分の補修は出来ないなどのデメリットがあります。

 

・サイディングボードの交換

劣化した古いサイディングボードを剥がし、新しいサイディングボードを張ります。

カバー工法よりもかかる費用はあがりますが、サイディングを剥がしますので外壁内部の状態を見て問題があれば補修する事ができます。

 

■窯業系サイディングも塗装することで耐久力が増す

窯業系サイディングも上から塗装を行うことで防水や防汚につながり、耐久性を増し長く持たせることができます。

 

■まとめ

窯業系サイディングはクラックを起こしにくい外壁材ではありますが、劣化や地震等によってひび割れてしまう可能性もあります。

0.3mm以下の細いクラックであればDIYでも補修可能ですが、それ以上のクラックは施工業者へ相談することをおすすめいたします。

サイディング自体の寿命であればカバー工法やサイディングの張り替えをすることで建物自体の耐久力を取り戻せます。

 

■サイディングに起きているクラックは外壁塗装専門店『PRIDE』までご相談ください

山形市に拠点を持っている外壁塗装専門店『PRIDE』では、外壁塗装を専門として外壁や屋根に関してお困り事のあるお客様のご相談をお受けしております。

サイディングに発生したクラックについてもぜひ一度ご相談ください。