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機能性塗料である「断熱塗料」と「遮熱塗料」。一体何が違うの?詳しく解説いたします!

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機能性塗料「断熱塗料」と「遮熱塗料」の違いとは?それぞれのメリットとデメリットについても解説!

機能性塗料「断熱塗料」と「遮熱塗料」の違いとは?それぞれのメリットとデメリットについても解説!

2024/01/18

こんにちは。山形市にある外壁塗装専門店『PRIDE』です!

機能性塗料、皆さまは聞いた事がありますでしょうか?

機能性塗料とは、塗装するだけで塗膜に特別な機能を持たせる事ができる塗料の事です。

この機能性塗料にはいくつか種類があり、人気のある塗料の中に「断熱塗料」や「遮熱塗料」があります。

「断熱塗料」や「遮熱塗料」、名前が似ていますが一体どんな違いがあるのでしょうか?

本日はその違いやメリットやデメリットについて解説させて頂きます!

目次


    「断熱塗料」と「遮熱塗料」
    違いは『保温性』にアリ!

    「断熱塗料」と「遮熱塗料」の違い、それはズバリ『保温性』にあります。

    冬場も暖かい「断熱塗料」

    断熱塗料は簡単に言うと「熱を通しづらい」性質があります。そのため夏場は外からの熱を室内に通さず涼しく保ち、冬場は室内の暖気を外に逃がさず温かく保ちます。一方遮熱塗料は塗膜で熱を反射し室内に入れ込まないため夏場は涼しくなるものの「室内の暖気を逃がさない」効果は無いため断熱塗料に比べると『保温性』はありません。

    夏場は涼しい「遮熱塗料」

    遮熱塗料は『保温性』こそありませんが熱を反射する効果があります。熱を反射する機能に特化しているため塗装面が暑くならず外壁材や屋根材が熱で痛んでしまう事を防ぐ効果があります。(断熱塗料も熱を反射する機能がありますが、同時に熱を伝えづらいという機能もあります)

    「断熱塗料」と「遮熱塗料」、どちらも夏場の室温が上がりすぎないように保つ効果が期待でき、「電気代の節約」にもつながる塗料です。しかしどちらの塗料にもメリットやデメリットが存在していますので、以下で解説させて頂きます。

    「断熱塗料」のメリット

    室温を一定に保ちやすい

    夏の太陽光等からくる熱さを室内に伝えず冬場の暖かな室温は外に逃がさないため、室温を一定に保ちやすい点は断熱塗料の一番のメリットと言えます。暑さや寒さを抑える事でエアコン等の冷暖房の効きが上がり、電気代の節約にも繋がります。

    防音効果もある

    断熱塗料は塗膜を厚くすることで防音効果を得る事ができます。塗膜が外界から伝わる音を遮断し、雨が天井に当たる音や車等の音を抑制する働きをします。住宅の外からの音が気になる場合にも使用を検討してみてはいかがでしょうか。

    耐久年数が長い

    断熱塗料は一般的に使用される塗料に比べて耐久年数が高いです(塗料の種類にもよります)。耐久年数が高いため、次の塗り替えまで長い間持たせる事ができます。長い目で見れば費用を抑える事が出来る塗料と言えます。

    「断熱塗料」のデメリット

    価格が高め

    機能性塗料全般に言える事ではあるのですが断熱塗料は一般的な塗料に比べて価格が高いです(中には4倍ほども高くなる場合もあります)。そして「遮熱塗料」よりも「断熱塗料」の方が2つの機能が付いている分高いです。そのため初期費用を抑えたい方、できるだけ安く塗装して欲しい方等々には向かない場合があります。

    断熱効果を実感できない場合がある

    住宅に既に断熱材が使用されている場合等には中々断熱効果を実感できない場合があります。また、室内の寒さや熱さは塗装だけではどうにもできないケースもあり、住宅の構造の問題であったりする場合もありますので、「断熱塗料」を使用して塗装を行ったからといって必ず涼しくなったと体感できるとは限りません。

    「遮熱塗料」のメリット

    夏場の室内を過ごしやすい温度に

    遮熱塗料は塗膜で熱を反射する機能に特化している塗料です。熱を反射するため屋根材や外壁材に熱を伝えず、室内に熱を伝える事を防ぎます。室内の温度が少し下がるだけでもエアコン等の冷房の効きが良くなり電気代の節約につながる可能性があります。

    熱による劣化を防ぐ

    遮熱塗料は熱を反射し塗装面が熱くなってしまう事を防ぎます。そのため夏場、外壁材や屋根材が高温になってしまいその熱で外壁材や屋根材の劣化を早めてしまう事を防止します。

    耐用年数が長い

    断熱塗料には劣りますが遮熱塗料も耐用年数が長い塗料です。耐用年数が長く夏場の暑さからも守ってくれる塗料として遮熱塗料の使用を検討してみてはいかがでしょうか。

    「遮熱塗料」のデメリット

    費用が高い

    「遮熱塗料」は「断熱塗料」に比べると価格を抑えられますが、一般的な塗料に比べるとやはり価格は上がります。その分塗料にもよりますが耐用年数が長いため塗り替えまでの期間を長く持つことができ長い目で見ると費用を抑えられます。

    表面の汚れで遮熱効果が落ちる

    表面が汚れてくるとそのホコリや汚れが熱を持ち、遮熱効果がだんだんと落ちてきてしまいます。また塗膜の劣化によってもだんだんと遮熱効果が落ちてきますので夏場に熱くなったな、エアコンの効きが悪くなったり電気代が上がったなと感じた場合には遮熱塗料の塗膜の劣化が原因かも知れません。

    冬の貴重な太陽光まで反射

    遮熱塗料は冬場の貴重な太陽光まで反射してしまいますので、冬場には室内が寒くなってしまう傾向があります。ただし夏場に感じられる遮熱効果と冬場の遮熱効果を比べると夏場に感じられる恩恵の方が高い傾向にあり、総じて電気代の節約につながる塗料と言えます。

    「断熱塗料」や「遮熱塗料」を使用するのにおすすめな場所

    屋根

    屋根の中でも特に金属製の屋根には高い効果を発揮します。金属は熱伝導率が高く熱が伝わりやすい素材のため遮熱塗料や断熱塗料といった熱を反射したり熱を伝わりづらくさせる塗料が活躍します。素材が熱を室内に伝える前に塗膜で反射し熱を伝える事を抑えますので塗装前と比べると大きく違いが分かる塗装箇所かと思います。

    また、2階や3階に住居スペースがあり、その住居スペースが暑くてたまらないといった場合には屋根に断熱塗料や遮熱塗料を用いて塗装を行う事で暑さが軽減させられます。最上階は屋根に近く屋根からの熱が伝わりやすいため、遮熱塗料や断熱塗料によって塗装を行う事で1階よりもより室温を下げる事ができます。

    金属サイディングの外壁

    外壁に金属サイディングを使用している場合にも断熱塗料や遮熱塗料の効果を発揮できる可能性が高いです。金属サイディングは金属製の屋根と同様夏場にとても熱くなる傾向がありますので、断熱塗料や遮熱塗料で塗装を行うことで夏場の暑さを軽減させることができます。

    まとめ

    機能性塗料である「遮熱塗料」と「断熱塗料」の違いは『保温性』です。「遮熱塗料」は熱を反射し室内に熱を伝えない効果に特化している機能性塗料で、「断熱塗料」は遮熱塗料のように熱を反射しつつも熱を伝えづらいという2つの機能がある機能性塗料です。「遮熱塗料」は夏場には涼しくなりますが冬場の保温性は無く室内の暖気も逃がしてしまいます。一方「断熱塗料」は冬場の室内の暖気も逃がさない効果があり冬場にも部屋の温度を一定に保ちやすいです。ただしどちらの塗料も効果を感じられるかは建物の構造などにもよるため、過信は禁物です。価格としてはどちらも一般的な塗料に比べると高く「断熱塗料」の方がより高いですが、その分耐久力のある塗料ですので長い目で見れば費用を抑えられる可能性があります。

    山形の外壁塗装専門店『PRIDE』

    山形市にある外壁塗装専門選『PRIDE』はお客様の住宅やお住まいになるお客様のご希望に沿った塗料のご提案と施工を行っております。山形市の住宅を塗装を通してお守りし、お客様の生活が少しでも快適になるよう施工させて頂きます。どのような些細なお悩み事やお困り事、また塗装に関する疑問等ございましたらお気軽にご相談ください。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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