アクリルリシン吹き付け仕上げとは?
2024/01/21
こんにちは。山形にある外壁塗装専門店『PRIDE』です。
自由度の高さが人気のモルタルですが、その仕上げ方法にはいくつか種類があります。
今日はそのうちの一つ、アクリルリシン吹き付け仕上げについてお話いたします。
■アクリルリシン吹き付けとは
アクリルリシンで吹き付け施工を行い、モルタルを仕上げる工法です。
リシンには砂や石が混ぜてあり粒が細かいため吹き付けた後は小さな砂がまぶしてあるようなボコボコとした表面になります。
艶が少なく仕上がるため、落ち着いた雰囲気の仕上がりを希望している場合にはおすすめです。
また、比較的安く仕上げる事ができたため90年代前半までは国内に建てられた木造住宅の一般的な外壁仕上げとして多くの住宅に採用されていました。
リシン仕上げでは独特の落ち着いた雰囲気を出し温かみのある外壁にする事ができますが、一方で表面の凹凸にホコリ等が溜まりやすくカビや苔が付着しやすい仕上げ方法でもあります。そのため塗装を行う際にはしっかりと洗浄を行ってから施工する必要があります。また、リシン自体が硬いためヒビが入りやすいといったデメリットもあります。
■そもそもアクリルリシンとは
アクリルリシンとは、アクリル樹脂に骨材と呼ばれる砂や石と顔料等を混ぜたものです。
使われるアクリル樹脂は安いものが多く、そのため耐久性はそれほど高くありません。
同じくモルタルの仕上げ方法の一つであるスタッコ仕上げが10年以上の耐用年数を持っているのに比べ、アクリルリシン仕上げでは7~8年程度の耐用年数しか持っていません。また、劣化してくるとリシンに含まれていた骨材がぽろぽろと落ちてくるようになります。
その他、原料となるアクリル樹脂に弾性を持たせてひび割れにくくしたものを使用したリシンは弾性リシンと呼ばれており、アクリルリシンよりも高品質なリシンとして使用されています。
■まとめ
モルタルのアクリルリシン仕上げはアクリル樹脂を原料の一つとして製造されているリシンを専用のリシンガンで壁に吹き付けて仕上げる工法です。
耐用年数はそれほど長くはありませんが、艶の少ないマットな質感と独特の温かみのある雰囲気が人気です。
また、リシンには吹き付け仕上げの他に掻き落としという尖った針で表面を削る仕上げ方法もあり、吹き付け仕上げよりも凹凸を抑えて仕上げる事ができます。
■外壁塗装を依頼するなら外壁塗装専門店『PRIDE』へ
山形市で外壁塗装をお考えならぜひ外壁塗装専門店『PRIDE』へご相談ください。
お客様のご要望とご予算をお聞きし、最適な塗装プランをご提案いたします。
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