【塗料の計算方法】外壁や屋根を塗装する際に必要となる塗布量の計算方法を知ろう!
2024/01/24
こんにちは!外壁塗装専門店『PRIDE』です!
外壁塗装や屋根塗装を業者へ依頼した際に「全部でいくつの塗料缶が必要になるんだろう…」と考えた事はございますか?
塗装に必要な缶の数を知っておくことで実際の施工中に依頼した業者が本来必要な量で塗装を行っているかどうかを確認することができます。
残念ですが塗装業者の中には規定の量より少ない量で塗装を行う悪徳業者が存在しています。
本日はそうした業者に引っ掛かってしまわないよう、塗装に必要な塗料と缶の計算方法を完全解説いたします。
目次
必要な缶の計算方法は
「塗装する平米数÷1缶あたりの塗り面積」
使用する塗料の載っているカタログやサイトを確認した際に「1缶あたりの塗り面積」が確認できた場合には上記の計算式に当てはめる事で外壁や屋根を塗装する際に必要となる塗料の缶が分かります。
例えば「1缶あたりの塗り面積が136平米」で「150平米」の面積を塗装する場合、
150平米(実際の塗り面積)÷136平米(1缶あたりの塗り面積)=約1.1
つまり1.1缶必要な計算となります。1回塗りで1.1缶、2回塗りで2.2缶の計算です。
塗料の計算式は「使用量×塗装する平米数」
「使用量」とは、1平米あたりの決められた塗布量です。1平米あたりにこれだけの量塗布してくださいねという規定の量ですね。この使用量に実際塗装する平米数をかけることでどれだけの塗料が必要となるのか計算が可能です。
例えば「使用量が0.11kg」で「塗装する面積が150平米」である場合、
0.11kg(使用量)×150平米(塗装する面積)=16.5kg
つまり150平米を使用量が0.11kgの塗料で塗装すると、16.5kgの塗料が必要となる計算です。
必要な缶の計算式と同じように、1度塗りなら16.5kg、2度塗りなら33kg必要な計算です。
ただし外壁の中には下地に凹凸があるものもあり、そうした場合には伸ばした場合の総面積で計算しなければなりません。また、激しく劣化している場合等には外壁材が吸う塗料の量も増えますのでその分必要となる塗料が変わってきます。塗料のカタログを見ても「0.11~0.17」等と開きがあり、これはサイディングなどの凹凸が多い場合やモルタル等吸い込みの激しい外壁材や劣化が激しく塗料の吸い込みが多い外壁材の場合に必要となる塗料が増える為です。
※「使用量」は塗料を製造しているメーカーごとに呼び方が異なっています。上記では「使用量」としていますが「標準所要量」や「所要量」と記載されている場合もあります。
必要塗料から必要な缶の数を計算するには
「必要塗料÷1缶に入っている塗料の量」
また、必要となる塗料の量からも塗装に必要となる缶の数を計算することが可能です。
例えば「必要塗料が16.5kg」で「1缶に15kg」の塗料が入っている場合には
16.5kg(必要塗料)÷15kg(1缶に入っている塗料の量)=1.1
となり、1.1缶の塗料が必要な計算となります。
上記同様、1度塗りなら1.1缶、2度塗りなら2.2缶です。
塗布量を守らない悪徳業者に注意
塗料が本来の力を発揮し外壁や屋根を守るためには決められた面積に決められた必要な量の塗料を塗装する必要があります。形成される塗膜が薄すぎても厚すぎても良くありません。しかし稀に塗料を規定以上に薄めて使用したり、逆に濃くして1度塗りで済ませる等本来必要な缶の数よりも少なく使用している場合があり、そうした場合に本来必要となる塗料の量や塗料の缶の数を計算することが出来れば業者に指摘することが可能です。塗料が塗ったそばから垂れていくような塗料で塗装を行っていたり塗装現場に置いてある塗料缶の数がやけに少ない場合には業者を疑い、メーカーの出荷証明書を確認したり実際に缶の数を数えたりして業者へ指摘、確認しましょう。
まとめ
外壁塗装や屋根塗装を行う際に必要となる塗料の計算方法は
- 「使用量×塗装する平米数」
必要となる塗料缶の数の計算方法は
- 「塗装する平米数÷1缶あたりの塗り面積」
- 「必要塗料÷1缶に入っている塗料の量」
となります。実際には2度塗りするのが通常ですので、これらの式で計算できた量の2倍の量や数と考えましょう。また外壁や屋根に凹凸がある場合やモルタルや劣化しているサイディング等の塗料を吸い込みやすい外壁材であった場合にはより多くの塗料を必要としますので必ずしも計算で出てきた塗料の量が絶対ではありません。
また、残念ながら塗装業者の中には必要な量の塗料で塗らない悪徳業者もいます。もし塗装現場に置かれている缶の数が少なく感じた場合には必要な数の塗料缶があるかどうか計算し実際に数えてみたり、メーカーの出荷証明書を確認し、決められた量の塗料でしっかりと塗られているかどうか確認しましょう。
外壁塗装や屋根塗装は一定範囲に決められた量の塗料を塗り規定範囲内の厚さの塗膜を形成しなければすぐにひび割れを起こしたりなどしてしまい塗膜本来の性能を発揮することができません。せっかく高いお金をかけて塗装を行うのですからしっかりと信頼できる塗装業者へ塗装を依頼できるようぜひ慎重に業者を選びましょう。
山形の外壁塗装専門店『PRIDE』
外壁塗装専門店『PRIDE』は山形の地域を中心に塗装を通してお客様の住まいやお客様の生活を守れるよう心掛けた施工を行っております。もちろん塗料ごとに定められている規定をしっかりと守り塗装を行いますのでご安心ください。お客様のご予算やご希望をお聞きし最適な施工プランをご提案いたします。些細な疑問でもお気軽にお聞きください。初めてでもお客様が安心できるまで丁寧にご説明いたしますので外壁塗装を業者へ依頼するのが初めてという場合でもお気軽にご相談頂ければと思います。
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