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外壁塗装において必須となる養生の大切さについて詳しく解説!

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外壁塗装を行う際の養生の大切さとは!?
塗装のプロが【完全解説】いたします!

外壁塗装を行う際の養生の大切さとは!?

2024/02/17

こんにちは。外壁塗装専門店『PRIDE』です。

山形市を中心に山形の地域の屋根や外壁の塗装のご依頼を承っており、塗装業務を通してお客様の住環境がより良くなるよう日々真摯に作業させて頂いております。

さて、皆さまは養生についてご存じでしょうか?

養生については外壁塗装などの塗装を業者へ依頼した際、見積もり書に記載があったり業者から直接説明がある場合もあるかも知れません。

塗料は液体ですので、塗装を行う際にどうしても意図しない場所に飛んでしまったり、塗りたくない場所に塗布されてしまう場合があります。

そうした場合に「塗りたい場所のみ塗る」「飛んではいけない場所に塗料を飛ばさない」ために必要となるのが養生なのです。

目次

    養生をしないと起こる可能性のある
    トラブルについて

    塗装面が綺麗じゃない

    養生の丁寧さは外壁塗装の仕上がりに直接関係してきます。養生を行わないと塗装面とは別の箇所に塗料が飛んでしまったり、塗装を行わない箇所に塗料がついてしまったりして綺麗に塗る事ができません。また、熟練の職人でも養生無しに綺麗にまっすぐ線を引いて塗る事はできません。養生を行わないとそういったまっすぐ線を引きたい箇所も曲がってしまい綺麗に塗装する事ができません。

    窓など塗らない箇所に塗料が飛ぶ

    養生を行わないと窓の周辺を塗っている再にも塗料が窓に飛んでしまったり、地面に垂れてしまったりする可能性があります。どんなに気を付けていても塗料は液体のため、不意の風等で飛んでしまう可能性はあります。ハケやローラーで塗っていても飛ぶ可能性があり、吹き付け塗装ではほぼ必ずといって良いほど窓など塗装面の周辺に塗料が飛んでしまいます。

    近隣トラブルに繋がる事も

    養生を行わない事で近隣トラブルに発展してしまう可能性もあります。養生をしていないせいで塗料が近隣住民の車や住宅の付帯物(室外機など)に飛んでしまい、弁償しなくてはならなくなる事も。近隣住宅との距離が近い場合には特に養生が必要となります。

    養生の大切な役割

    外壁塗装の完成度に直接影響

    養生をしっかり行う事で外壁塗装が綺麗に仕上がります。養生をしっかり行う事で塗装面以外の場所に塗料がついてしまったり飛んでしまったりすることを防ぎ、ドアやサッシ、軒天など、場所ごとに綺麗に塗料を塗る事ができます。また、まっすぐ線を引きたい場合などにも養生は活躍します。

    塗料が飛ぶのを防ぐ

    養生を行う事で塗料が窓や室外機などに飛んでしまう事を防ぎます。また、塗装面との距離にもよりますが車や植物などにも養生を行い、塗料が飛んでしまわないようにします。液体である塗料は塗装の際に垂れてしまったり風で飛んでしまいやすいため塗装面の周辺にあるものや床などには養生が必須です。

    ご近所トラブルも防ぐ

    近隣住宅との距離が近い場合には特に、近隣の方の車や住宅の外にある室外機など、近隣の住宅についても養生が必要となる場合があります。説明した上で養生を行わせてもらう事で外壁塗装の際に塗料が飛んでしまう事を防ぎ、近隣の方とトラブルになってしまう事を防ぎます。

    養生の費用相場は?

    養生費の相場は3万~6万

    外壁塗装をするにあたって必要となる養生は1㎡あたり平均300円~500円が相場となっています。例えば山形県の一住宅あたりの坪数が約40坪ですので、単純計算すると約39,600円~約66,000円となります。ただし実際は外壁全体の面積ではなく実際に養生を行う部分の面積によりますので、上記価格よりもお安くなったり、逆にお高くなったりする可能性もあります。

    養生箇所によって価格も変わる

    ドアや雨戸、エアコン等々、養生する付帯物によって養生に必要な費用は変わります。それは付帯物により養生に必要となる道具の種類・ドアの開閉の有無・消耗するものが違うためです。例えばエアコンカバーはラッセルを使用した場合1台あたり150円~200円、車の養生は不織布を使用した場合1台あたり1,300円~1,800円ほどです。

    養生が必要となる場所について

    養生を行った後には窓を開閉する事はできません(業者により相談すれば対応してくれる場合もあります)。もし開閉を行いたい窓がある場合にはあらかじめ業者に相談しましょう。また、業者に無断で勝手に養生を破いてしまうと隙間から塗料が飛散し窓が汚れてしまう可能性がありますので、窓を開けたくなった場合には養生後になってしまったとしても先に業者へ相談してみましょう。

    ポストなどの付帯物

    ポストや表札などの小物や付帯物も塗装面から近く塗料が飛散する可能性のある場合には養生を行います。またポストなどは素材により塗装を行える場合もありますので外壁塗装のついでにポストも塗って欲しい場合にはあらかじめ相談してみるのも良いかも知れません。

    室外機や給湯器など

    室外機や給湯器は給気口を塞いでしまうと使用できなくなってしまいます。業者によっては何も言わなくても使用できるよう養生してくれる可能性がありますが、外壁塗装中に使用したい場合には念のため養生する前に業者に相談しておきましょう。あらかじめ室外機専用のカバーを使用養生を行ったり一時的に養生を外すなど、業者ごとに問題なく使用できるよう対応してくれます。

    玄関周り

    玄関ドアは普段と同じように開け閉めできるよう養生し、玄関周りは必ず人が通るため床は滑りにくいノンスリップシート等を使用し引っ掛かってしまったり滑ってしまわないように養生します。

    建物全体

    建物全体は周囲の建物に高圧洗浄の際に水が飛び散ってしまわないよう、また塗料が飛散してしまわないよう「飛散防止ネット」を使用し養生を行います。このように建物全体に行う養生は通常足場の設置から解体まで取り付けられています。というのも建物全体に行う養生は水や塗料の飛散を防止する目的の他、作業を行っている職人や作業員の落下を防止する役割も果たしているためです。このように建物全体に行う養生は外壁塗装を安全に行う上で必須となるものです。

    住宅の外壁塗装において自家用車がある場合等には車に塗料が飛散してしまわないよう気を付ける必要があります。自動車のような乗り物を養生する場合には「カーシート(自動車カバー)」という車専用の養生カバーがあります。不織布でできており一台まるごと覆えて車を傷つけにくく、また簡単に取り外せるようにもなっています。一般の方でも簡単に養生したり取り外したりすることができるため、作業員が作業していても自分で外して外出する事もできます。

    花壇など

    塗装面に近い植物や花壇なども塗料が飛散する恐れがあるため養生が必要になります。しかし外壁塗装を行っている間ずっと養生をしていると大切な植物が枯れてしまったりする場合もあるため、養生についてはあらかじめ業者に相談しておきましょう。また、動かせる植木鉢などは動かしておくと養生によって枯れてしまったり塗料が飛散してしまう恐れも無くなるため安心です。

    通路や材料置場

    外壁塗装を行う際に必要となる材料の置場や職人等が通る通路が汚れてしまうのを防ぐためにはブルーシートを使用することが多いです。他の養生に比べても厚みがあり丈夫なため、塗装を行う際に足場になるような場所にも使用されます。またノンスリップマスカーも滑りにくく破れにくい性質がありますので、ノンスリップマスカーを使用する事もあります。

    近隣住宅の設備

    塗装する住宅と近隣住宅とが近い場合には近隣住宅にも養生をする必要が出てきます。例えば近隣住宅の室外機や車など、塗料が飛散してしまったことによって近隣トラブルになってしまわないようあらかじめ説明し、養生をおこないます。

    養生をする時に注意したいこと

    窓を開けたい場合

    窓の養生は窓全体を養生で覆ってしまいますので外壁塗装の作業中は窓を開ける事ができなくなってしまいますので注意が必要です。もし外壁塗装の期間中に窓を開けたくなってしまった場合には無断で破いて開けたりせず一度業者へ相談してみましょう。無断で破ってしまうと飛んできた塗料が隙間から窓に付着してしまう可能性もあります。相談することで一時的に養生を外してくれる可能性もあります。また養生前に先に相談しておくことであらかじめ窓を開けられるよう工夫して養生してくれる場合もあります。

    エアコンや給油機を使用したい場合

    エアコンや給油機を使用したい時に室外機等をビニールシートで養生されていると使用する事ができません。もし養生されたままエアコンや給油機を使用してしまった場合、機器の故障や時には一酸化中毒を起こしてしまう危険もあります。エアコンや給油機には通気性のある専用のカバーがありますので、養生の際には使用してもらえるかどうか業者あて相談・確認しておくと安心です。

    大切な植物がある場合

    植木や花壇も塗料が飛散する可能性がある距離にある場合には養生を行いますが、その養生期間が長くなるとビニールで養生されているために酸素不足になってしまったり日照不足になってしまったりして植物が枯れてしまう原因にもなってしまいます。足場の設置範囲の外に動かせるものであればあらかじめ移動する、養生期間を塗料を使用する期間だけにしてもらう等の工夫をするようにしましょう。

    洗濯物は干せない

    塗装を行っている期間は洗濯物を外に干す事はできません。窓の開閉自体はあらかじめ業者へ依頼しておくことでスムーズに開閉できるよう養生をしてくれる可能性がありますが、洗濯物には塗料が飛んでしまう可能性がありますので外に干す事はできない点には注意が必要です。

    養生に使用する道具とは?

    飛散防止シート

    足場に括り付けて使用する養生シートです。基本的には足場が設置された時から解体される時までずっと使用されています。飛散防止シートは周辺の住宅等に高圧洗浄時の水が飛散してしまったり外壁塗装や屋根塗装の際に塗料が飛散してしまったりしないようする役割の他、足場に登る作業員や職人が安全に作業を行うための役割もあります。

    養生シート

    設備等を塗料から保護する目的で使用されます。外壁塗装の養生では厚さ0.02mmでポリエチレン素材のものが主に使用されています。適度な大きさに切ってマスキングテープで止めて使用します。

    養生用カバー

    エアコンの室外機や自動車用の養生用カバーもあります。室外機用の養生カバーは通気性を持たせた素材になっており、養生をしたままでもエアコンを通常通り使用することが可能です。また、自動車の養生用カバーは車が傷つきづらい不織布であり業者以外でも簡単に取り外したりつけたりできるように工夫されていますので作業中でも自分で取り外して外出する事ができます。

    ブルーシート

    厚みがあり丈夫なため、玄関やベランダ、階段など、人通りのある場所や足場になるような場所、特に塗装期間が長期になる場合の養生によく使用されています。床の養生についてはブルーシートの他、布シートやノンスリップシートなども使用されます。

    マスカー

    マスカーは養生シートとマスキングテープが一緒になっている養生シートの一つです。養生する場所により使い分けできるよう、フィルム幅100センチ~3600mmと様々なサイズがあります。シート部分のポリフィルムにも特殊な加工がされており、飛んできた塗料が垂れてしまう事を防ぎ、周囲を汚しません。とても便利な分、比較的高いのが少々ネックです。

    養生テープ・マスキングテープ

    養生シートを塞ぐために使用します。塗装用のマスキングテープは装飾やラッピングに使用されるようなものとは違い、防水性が高く粘着性も場所により使い分けられるよう色の種類も含めて様々な種類があります。

    その他、はさみやカッターナイフなど

    養生シートやマスカーなどは手で切れなくはないですが、手で切ってしまうとまっすぐ切る事が出来ず養生しづらくなってしまいます。養生の際にははさみやカッターナイフなどを使用してまっすぐシートを切る事で扱いやすく養生しやすくすることができます。また、養生を取る場合などにも使用します。

    まとめ

    外壁塗装を行う際に必須となる養生について解説いたしました!養生は外壁塗装の作業後には全て剥がして破棄してしまう物です。しかし養生は「どれだけ丁寧に行うか」で外壁塗装の仕上がりも変わってくるほど重要なものです。養生をするための道具には多くの種類があり、中には職人がどれほど早く丁寧に養生を行う事が出来るのか考えられて作られているものも多くあります。また養生はクオリティの高い外壁塗装のために大切な作業の一つですが、時には養生を行う事で窓を開けられなくなったりエアコンや給湯器の使用に問題が生じる可能性もあります。「窓を開けたい」「エアコンや給湯器を使いたい」といった場合にはあらかじめ業者に相談しておくことをおすすめいたします。

    山形市の外壁塗装専門店『PRIDE』

    山形の外壁塗装専門店『PRIDE』ではお客様のご要望に合わせた最適な外壁塗装プランをご提案しております。理想の外壁塗装の仕上がりがある場合はもちろんのこと、色やデザインに関してお悩みであればお気軽にご相談頂ければと思います。外壁塗装専門店『PRIDE』では屋根や外壁といった塗装サービスを通して山形のお客様の日々の幸せを支えていけるよう、日々丁寧な対応、真心込めた作業を心がけております。山形で外壁塗装をお考えであればお気軽にお声かけくださいませ。

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