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外壁塗装は10年が目安って嘘?本当?塗装のプロが正直にお話いたします

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外壁塗装は10年が目安って嘘?本当?塗装のプロが正直にお話いたします

外壁塗装は10年が目安って嘘?本当?塗装のプロが正直にお話いたします

2024/04/04

こんにちは。山形市に拠点を持つ外壁塗装専門店PRIDEです。

「10年経ったら外壁塗装をする必要がある」

という話を皆様は聞いたことがありますでしょうか?

とはいえ、「うちはもう10年になるけどまだまだ綺麗な外壁だ」という方もいらっしゃるでしょう。ではこの話は嘘なのでしょうか?

確かに、10年ごとに必ず塗り替えをしてもらえれば塗装業者は儲かるかも知れません。

しかしこの話はあながち嘘でもありません。

その理由を詳しくご説明いたしますので、参考にしていただければと思います。

目次

    10年経ったら外壁塗装は
    「嘘」でもあり「本当」でもある

    「10年経ったら外壁塗装」というのは嘘でもあり、本当でもあります。というのも、実際には10年よりも早く塗り替えが必要になる可能性もありますし、10年経ってもまだ塗膜の状態が良く塗り替えが必要ない場合もあるためです。そのため「10年経ったら必ず外壁塗装が必要」というわけではなく、「平均すると大体10年を目安に外壁塗装を意識し始めた方が良い」というのが本当のところです。

    外壁塗装が10年目安な理由

    「外壁塗装は10年を目安に」とお伝えしましたが、なぜ平均して10年なのか、どのような理由で目安に差が出ているのか解説させていただきます。

    ・築何年経ったか

    築10年を経過すると外壁にひび割れ等の目立った症状が出やすくなります。そのため外壁塗装を行うのに10年を大体の目安とする場合が多いです。こうした目立った症状が出てきた時点で一旦しっかりと点検してもらい、もし補修が必要な状態であれば補修を塗り替えが必要であれば塗り替えを行う事で早めに対処することができます。

    ・塗料による

    外壁塗装に使用される塗料には必ず寿命が存在しています。しかしその寿命も塗料の種類によって様々です。しかし多くの塗料は10年~20年を耐用年数としており、10年を越えると劣化症状が目立つようになってくる塗料があります。外壁塗装に使用した塗料によっては10年を越えたら再度外壁塗装を検討する必要が出てくるため、10年を目安に塗装を検討するよう促す事が多いのです。また、耐用年数が10年以上ある塗料であっても周辺環境によっては塗膜が早く劣化する可能性があります。そのためもし後述するような症状が出ているような場合には特にプロの目で確認してもらい、まだ塗り替えは必要じゃないかどうかの確認をしてもらうようにしましょう。

    ・周辺環境による

    塗料の欄でも触れましたが、周辺環境によっても塗膜の劣化速度は変わります。天候や気候、また地域によっても湿度や温度、また積雪の有無当が違い、塗膜の劣化速度に差が出ます。

    ・外壁の状態

    塗装を行う下地になっている外壁の状態によっても塗装の寿命は変わってきます。塗装を行う外壁自体がすでに劣化している場合には塗料の耐用年数よりも短い期間で塗膜にも劣化症状がみられるようになる可能性があります。

    このように、「外壁塗装は10年」にも様々な条件があり、塗り替えに使用した塗料の耐用年数によっては10年を越えても問題ない場合もあれば、逆に周辺環境などによって耐用年数よりも短い期間で劣化症状がみられるようになり再塗装が必要となる可能性もあります。

    塗料ごとの耐用年数

    外壁塗装は塗料によって耐用年数が違うというお話をさせて頂きましたが、それではどの塗料が大体どれくらいの耐用年数を持つのでしょうか?

    ・アクリル塗料:約5~8年

    アクリル塗料は外壁塗装に使用される塗料の中では最もコストが安いですが、耐用年数も最も短い塗料です。その耐用年数の短さから現在では外壁塗装にはほとんど使用されません。「数年でも良いから綺麗な外壁にしたい」といった方には向いている塗料です。

    ・ウレタン塗料:約7~10年

    ウレタン塗料は柔軟性と密着性に優れ、あらゆる素材に塗装できる塗料です。シリコン塗料が人気になる前はよく使用されていました。現在ではシリコン塗料に人気を抜かれた塗料ではありますが、塗装する素材やお客様の要望によっては使用される塗料です。

    ・シリコン塗料:約10~13年

    シリコン塗料は10年以上ある耐用年数とコストのバランスがとれており、コストパフォーマンスが良い塗料で現在主流と言える塗料で人気があります。

    ・フッ素塗料:約15年~20年

    紫外線や酸性雨に強く、耐汚染性もあるフッ素塗料。15年を越える長い耐用年数を持ち、長期間に渡って綺麗な塗膜を保つことができます。

    ・無機塗料:約15年~25年

    紫外線によって劣化しない無機物を使用した無機塗料はフッ素塗料を超える耐候性を持ち、苔や藻が発生しにくい他、塗料の中では最も長い耐用年数を持ちます。その分コストが高く、また塗膜が固いという特徴があります。

     

    前述した通り耐用年数は周辺環境等によっても変わってきますので、上記の耐用年数はあくまで目安とし、もし目に見えて劣化症状が現れたら耐用年数にかかわらず一度点検してもらうことをおすすめいたします。

    具体的な外壁塗装の劣化症状

    具体的にもし外壁に以下のような症状が現れた場合には塗膜や外壁の劣化症状ですので、10年という期間は関係なく塗り替えを検討した方が良いでしょう。

    ・チョーキング

    塗膜を手で触った際に手にチョークの粉のようなものが付く状態です。塗膜の劣化症状がはじまっており、防水性能が失われて始めている状態で、そろそろ外壁塗装を検討した方が良い状態です。

    ・ひび割れ

    幅0.3mm以下のヘアクラックと呼ばれる細いひび割れであれば早急な対処は不要ですが、もし幅0.3mmを超えるひび割れである場合はその深さにもよりますがそこから雨水が入り込み内部の痛みに繋がる可能性がありますので早めの対処が必要です。

    ・剥がれ

    塗膜が剥がれてしまっている場合には下地が紫外線や雨に直接さらされてしまっている状態のため、早急に外壁塗装を検討した方が良いでしょう。そのままにしてしまうと外壁自体が劣化してしまい塗り替えだけでは済まず別途補修が必要となってしまう可能性があります。

    ・膨らみ

    塗膜に膨れがある場合にも早急に対処をした方が良いでしょう。そのまま放置してしまうと塗膜の剥がれに繋がってしまう可能性があります。

    まとめ

    外壁塗装は10年経ったら塗り替えが必要というのは嘘でもあり、本当でもあります。これは築何年なのか、また外壁塗装に使用した塗料や建物のおかれている周辺環境によっても変わってくるもので、平均して大体10年を目安に一度点検してもらうことをおすすめしているものです。もし塗膜や外壁に劣化症状がみられる場合には業者に点検を依頼し、場合によっては塗り替えを検討するようにしましょう。

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    外壁塗装専門店PRIDE
    住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
    電話番号 : 023-676-6155


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