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屋根材であるコロニアルってどんな素材?塗装は必要?

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屋根材であるコロニアルってどんな素材?塗装は必要?

屋根材であるコロニアルってどんな素材?塗装は必要?

2024/04/08

こんにちは。山形市にある外壁塗装専門店PRIDEです。

屋根材には様々な種類があり、その中でも近年人気なのがスレート屋根と呼ばれる平たい瓦が並んでいるような屋根。スレートと呼ばれる屋根材で作られており、コロニアルという商品が人気です。

ではこのコロニアルは一体どんな商品なのでしょうか?また塗装は必要なのでしょうか?

気になるコロニアル屋根のメリットとデメリットについてお話させて頂きます。

目次

    屋根材コロニアルとは

    屋根材として使用されているコロニアルとは、ケイミュー株式会社が販売している屋根材の商品名です。

    コロニアルはものとしてはスレートという屋根材に分類され、スレートというのはセメントと繊維質を混ぜて板状にしたものを指します。コロニアルはスレートを使用した屋根の中で現在一番普及しているため、「コロニアル屋根」と呼ばれることもあります。(屋根材の分類からスレート屋根とも呼ばれています)

    軽くて耐震性も高いコロニアルですが、初期に製造したものにはアスベストが含まれていました。しかしアスベストの危険性が指摘され2004年にアスベストの使用と製造が禁止されてからはアスベストが含まれていないコロニアルが製造されるようになり、現在屋根材として使用されているコロニアルにはアスベストが含まれていません。

    20年~25年の耐用年数を持つコロニアルは価格も手ごろな事から現在でも人気のある屋根材です。

    屋根にコロニアルを使うメリット

    ・価格が安い

    コロニアルは他の屋根材に比べると価格が半額~8割ほど安く、費用面でも優れています。例えば瓦や金属系の屋根では7,000~9,000円/㎡であるところ、コロニアル屋根は約4,300円/㎡となっており、費用を抑えたい方にもおすすめの屋根材と言えます。

    ・軽い

    コロニアルは薄さ5mmと薄くて軽いため、屋根をコロニアル屋根にすることで屋根の重量を軽くすることができます。屋根の重量が軽くなる事で住宅にかかる負担を減らす事ができ、耐震性を上げる事にも繋がります。

    ・カラーバリエーションが豊富

    コロニアルはカラーバリエーションは豊富なため、住宅の雰囲気に合わせて好みの屋根色にすることができます。また、そのカラーバリエーションを生かして複数のカラーを使った屋根にもすることができ、こだわった個性的な屋根色にすることもできます。

    屋根にコロニアルを使うデメリット

    ・カビや苔が生えやすい

    コロニアルは表面に砂や埃が付着しやすいため、たまった汚れがカビや苔の原因となり表面にカビや苔が繁殖しやすいです。特に海の近くや雨が多い地域に住宅がある場合には苔やカビが生えやすく、綺麗に保つためには定期的な掃除等が必要です。

    ・ひび割れやすい

    コロニアルは非常に薄い素材のため、強風や地震、飛来物の影響を受けて割れる可能性があります。ヒビも入りやすい素材のため、定期的なメンテナンスを行う必要があります。

    屋根材コロニアルは塗装が必要?

    コロニアルを使用したスレート屋根はその下に防水シートが敷かれており、その防水シートが屋根の防水性能の担っています。そのため「スレート屋根は塗装が不要」と言われる事もありますが、基本的には塗装をおこなう事をおすすめします。理由としてはいくつかあげられます。

    ・美観を保つ目的

    コロニアル屋根は表面に埃が溜まりやすい他、主成分がセメントのため表面の塗装が劣化してくるとそこから水分を吸い込み苔やカビが発生しやすくなります。そのため塗装を行わずに放置しているとカビだらけ苔だらけの見た目となってしまい、美観性を損ねてしまいます。また、色あせもするため、定期的にメンテナンスを行い塗りなおす事で綺麗な状態を維持することができます。

    ・屋根材の保護

    コロニアル屋根を定期的に塗装することで屋根材の保護にもつながります。コロニアル屋根自体は20年~25年の耐用年数があるとされていますが、その間全く塗装をしないと屋根材自体の耐候性が落ちて防水性能が無くなり、屋根材の劣化に繋がります。

    まとめ

    コロニアルは「スレート」と呼ばれるセメントと繊維質を合わせて板状にした屋根材に分類される商品です。ほかの屋根材と比べても比較的安価で軽くて丈夫な事から人気があります。ただ、薄い素材のため割れやすい、経年劣化でカビや苔が生えやすいといったデメリットもあります。屋根自体の防水性能は塗装の有無が直接かかわる所ではありませんが、定期的に塗装しメンテナンスを行うことで長期間美観を維持し屋根材自体の保護を行う事ができるようになります。総じてコロニアルは薄くて軽いため住宅の耐震性を保ちつつ、耐用年数も長いわりに費用も抑えて屋根に使用できる素材と言えます。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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