PRIDE

外壁に使用されるコーキングとは?その役割について解説!

メールお問い合わせ LINEお問い合わせ

外壁に使用されるコーキングとは?
その役割について解説!

外壁に使用されるコーキングとは?その役割について解説!

2024/04/12

こんにちは。外壁塗装専門店PRIDEです。

外壁に目地がある住宅は珍しくありません。ではその目地には一体どのようなものが使用されていて、どんな役割を持っているのかご存じでしょうか?

本日は外壁にある目地である「コーキング」についてお話させて頂きます。

コーキングの役割を知る事で外壁のぴったりなメンテナンス時期も推測する事ができます。

目次

    外壁にあるコーキングの役割

    外壁におけるコーキングとは、外壁にある目地や外壁の隙間を埋める事を指す言葉です。そんなコーキングの外壁における役割は大きく分けて2つあります。

    ・住宅の防水性能を担う

    コーキングは住宅の防水性能を保つ上で大切な役割を持っています。コーキングは外壁材と外壁材の間の隙間をコーキングでぴったりと埋める事で隙間から雨水等が入り込むことを防止します。そのためコーキングが劣化してきたりなどして外壁材との間に隙間が空いたりコーキング自体が裂けたりしてしまうと防水性能が失われ、隙間から雨が入り込み雨漏りに繋がる危険性があります。またコーキングで隙間を埋める事で住宅自体の気密性も上げる事ができます。

    ・外壁材の保護をする

    コーキングは外壁材と外壁材が互いに干渉してしまわないようにする役割があります。外壁材と外壁材の間に隙間が空いているのには理由があります。外壁材は固くひび割れや欠け等を起こしやすい素材でもあるため隙間無くぴっちりと並べてしまうと強風や地震等で住宅が揺れた際に外壁同士が干渉し合いひび割れたり欠けたりしてしまう恐れがあるためです。コーキングはゴム質な素材でその外壁材と外壁材の間を埋め、衝撃を緩和し外壁材を守る役割も持っています。

    そもそもコーキングとは

    コーキングとは、ポリマーを原料とし、硬化のための添加剤と硬化物の物性や粘性を調整するための添加剤で作られています。(乾燥硬化タイプと非硬化タイプは硬化のための添加剤は入っていない)

    コーキングには大きく分けて2種類あり、既にすべての成分を混ぜてあるため自然と固まるものを指す1成分系と、押し出す際に硬化剤をまぜあわせる事で硬化を促す2成分系とあります。1成分系のコーキングは小さな面積に施工する事に向いており、また2成分系は大量に作る事ができるため、アパートやマンションといった大き目の建物に使用し施工する事に向いています。

    また、そのなかでも空気中にある水分と反応し硬化する「湿気硬化型」、含まれている水や溶剤が乾燥したり揮発する事で硬化する「乾燥硬化型」内部は乾燥せず表面に膜を形成する「非硬化型」硬化剤と混ぜ合わせ化学反応によって硬化させる「混合反応硬化型」に分かれています。またその中でも「シリコン系」や「ヘンセイシリコン系」「ポリウレタン系」等々、用途によって適したコーキング剤を選んで使用します。

    コーキングとシーリング、違いは?

    コーキングとシーリングには違いはありません。厳密に言うと少し違うのですが、現場で使用するときも業者や職人が使用する時も大体同じ意味で使用されています。呼び方の違いは業者ごとに違うのみで呼び方が規定等で決まっているわけでもありません。そのためどのような業者に施工を依頼するとしても「シーリング」「コーキング」どちらの使い方でも通じるでしょう。

    外壁に使用されている
    コーキングの耐用年数

    外壁に使用されているコーキングは5~10年が寿命とされており、サイディング等の外壁材に比べて長持ちしません。コーキングは常に膨張収縮を繰り返しているという点や紫外線にさらされ続ける事などで劣化が進みます。劣化の進んだコーキングはひび割れや裂け等の症状が出てきてしまいますので定期的な打ち替え、もしくは外壁塗装の際に一緒に補修してもらう事をおすすめします。

    コーキングの劣化症状

    ・ひび割れ

    劣化症状が進む事でコーキングが元々持っていた弾性が失われ固くなってしまう事でおこります。弾性が失われているという事は外壁材と外壁材の緩衝材となる機能が低下してきている事を差します。

    ・剥がれ

    コーキングがサイディングから剥がれ、サイディングとコーキングとの間に隙間がある状態です。コーキングの密着力を上げる下塗りの塗りムラなどからも発生します。

    ・裂け

    コーキングに発生したひび割れを放置してしまうと裂けてしまい穴のような状態になってしまう可能性があります。コーキングが裂けてしまうとその穴から雨水が入り込むため、もはや防水性は無く早急な打ち替えが必要です。

    ・痩せ

    施工時のコーキングの補充量が少なかった、もしくは劣化してくることでコーキングが痩せて厚みが無くなってくる症状です。コーキングが痩せてくると明らかに凹んでいる事がわかります。

    まとめ

    外壁におけるコーキングの役割と劣化症状などについて解説してまいりました。コーキングは外壁を守り大切な住宅や建物を長持ちさせるのに必要なものです。耐用年数はコーキング剤の種類にもよりますが5~10年となっているため定期的なメンテナンスを行い、コーキングの持つ防水性の維持や気密性の向上、また外壁材の保護という役割を無くしてしまわないようにしましょう。

    ----------------------------------------------------------------------
    外壁塗装専門店PRIDE
    住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
    電話番号 : 023-676-6155


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。