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サッシは塗装が可能?気になる方法とは

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サッシは塗装が可能?気になる方法とは

サッシは塗装が可能?気になる方法とは

2024/04/11

こんにちは。山形市の外壁塗装PRIDEです。

本日は「サッシは塗装可能なのか?」についてお話させて頂きます。

外壁塗装や屋根塗装では外壁や屋根を塗装しますが、窓のサッシは塗装を行う事は少ないです。

しかし中には「サッシも一緒に塗装して欲しい!」というお気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そんな方に向けて実際サッシは塗装することができるのか。その塗装方法と塗装の際の注意点について解説します!

目次

    サッシは塗装可能

    窓に使用されるサッシは塗装が可能です!「アルミサッシ」や「樹脂サッシ」は塗装には向いておらず劣化してしまった際には交換することが一般的でした。ただ近年サッシを塗装することが可能な塗料が開発されており、扱っている業者も増えてきました。しかし依然サッシを塗装するには高い技術や知識が必要ですので、サッシの塗装は行わない業者や、中には知識や技術を持たないまま引き受けて塗装するようないい加減な業者も存在しています。

    サッシの種類

    ・アルミサッシ

    アルミサッシは現在日本では最もよく使われているサッシです。アルミニウムを材料として作られているサッシで、スチールサッシよりも気密性が高く軽くて錆びにくいのが特徴で、軽いためあまり力のない高齢の方や女性、子供でも開け閉めを行う事ができます。費用も比較的安く耐候性や耐久性にも優れているアルミサッシはコストパフォーマンスが良くそうした面でも人気があります。ただ熱伝導率が良いため結露を起こしやすく放置すると錆の発生につながる危険もあります。アルミサッシの材料になっているアルミニウムは非鉄金属にあたるため塗料が密着しづらい事から塗装には向かないといわれてきました。

    ・樹脂サッシ

    樹脂サッシは「熱伝導率が良く断熱性が低い」という弱点をカバーするサッシです。主に北海道や東北などの寒い地域ではよく樹脂サッシが使われています。金属ではないため塩害にも強く劣化しづらいのも樹脂サッシの特徴です。一方紫外線に弱いため、アルミサッシに比べると劣化が早いという弱点があります。紫外線を受けて劣化すると形が変わってしまうため、樹脂サッシを使用する際にはサッシを設置する場所もよく考える必要があります。

    ・アルミ樹脂複合サッシ

    アルミ樹脂複合サッシとは、上記で説明してきたアルミサッシと樹脂サッシの良いとこどりをしたサッシです。内側(室内側)は樹脂が採用され、外側(室外側)はアルミを採用しているものが多いです。断熱性を持つ樹脂が内側で耐候性の高いアルミが外側になります。外気の影響を受けにくく室内の冷暖房の効率も上がりますが、価格が高いです。また他のサッシと比べると耐久性も低く寿命が短いため、長期的に見て多くのコストがかかるサッシです。

    ・木製サッシ

    木製サッシは木材でできたサッシの事です。木材でできているため木の持つぬくもりに魅力があります。断熱性があり結露も起きにくくデザインも良いため、人気のあるサッシです。ただ木製サッシは費用が高く紫外線や雨風によって劣化する素材のため、腐食が起きていないかどうか定期的にメンテナンスを行い塗装し直す必要があり、多くのコストがかかります。

    ・スチールサッシ

    スチールサッシは鋼で出来ており、非常に耐火性に優れています。主に防火設備を重視している公共施設や商業施設等に使われていることが多いです。ただ気密性や断熱性に劣り開閉も重たく感じます。結露も発生するため、錆が発生する事もあります。

    サッシの塗装方法

    先ほどアルミサッシや樹脂サッシは塗装に向かないためあまり塗装してこなかったという話をしましたが、サッシ塗装用の塗料も出てきたため塗装が可能になってきました。ここではサッシの塗装方法についてお話させて頂きます。

    ・下地処理

    サッシを塗装する際に限りませんが、塗装する際には下地処理が欠かせません。しっかり丁寧に下地処理を行う事で塗料の密着性を上げ、塗膜の持ちを良くします。下地処理の内容としては古い塗装を剥がし、汚れや錆を綺麗にします。

    ・養生する

    塗料が付着して欲しくない場所をマスキングテープやマスカーを使用してしっかり養生します。(この時、もし仕上げにスプレーを使用する際にはより広い範囲に塗料が飛ぶため、養生もより広い範囲に行う必要があります)この養生をどれだけ丁寧に行うかで仕上がりも変わってきますので塗装の作業の中でも重要な工程です。

    ・塗装をする

    塗料を撹拌し、塗装を行っていきます。サッシを塗装する際には「下塗り」「中塗り」「上塗り」と外壁塗装等の同じく3回塗りを行うのが基本です。

    サッシを塗装する際の注意点

    ・密着性を上げる

    アルミサッシは特に塗料が密着しにくく剥がれやすい素材ですので、塗膜が剥がれないようにしっかりと下地処理や下塗りを行う必要があります。

    ・コーキングも一緒にメンテナンスする

    サッシを塗装する際には窓枠の周囲に使用されているコーキングも一緒にメンテナンスを行う事をおすすめします。コーキングは窓枠の防水性を保つのに必須の箇所で、紫外線等を受けて劣化する箇所でもあります。コーキングの劣化は雨漏りにもつながりますので、サッシを塗装する際には一緒にメンテナンスを行うと良いでしょう。

    まとめ

    サッシは塗装する事が可能です。素材によっては塗装に向かない素材で出来ているサッシがあり、アルミサッシや樹脂サッシなどは塗装をしない事が一般的でした。しかし現在ではサッシを塗装する用の塗料も発売されていますので塗装することが可能となりました。ただアルミサッシや樹脂サッシといった本来塗装に向かないサッシの塗装には知識や技術が必要なため、塗装を依頼する業者はしっかりと選ぶ必要があります。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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