シリコン塗料
一般的に主流の代表塗料
シリコン塗料のメリット
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- トータルコスパが良い:一度シリコン塗料で外壁塗装を行えば、10~13年程度は塗り替えしなくてもある程度の効力を発揮できるという点から、トータル的にコストパフォーマンスの高い塗料です。
- 種類が豊富:近年長らく建物の外壁塗装と言ったらシリコン塗料!と言わんばかりの人気を博していたことから、様々なメーカーがたくさんのシリコン塗料を販売しています。それによって、カラーバリエーションも豊富にあり、さらに塗料自体に性能をつけて特殊な機能を追加したシリコン塗料もあったりと、幅広い希望にこたえる事ができる塗料といえるでしょう。
- 親水性がよい:シリコン塗料には親水性能が備わっており、これにより外壁にホコリや汚れがついてしまった場合でも雨がその汚れを包んで一緒に流してくれるという優れものです。
- 湿気に負けない:シリコン塗料の特性上、湿気を通しやすいという性質があるために、塗った後の塗装膜が剥がれにくく、カビなどの汚れが発生しにくいという特徴があります。また、内部結露を防止するという効果もあるため結露対策にもおすすめの塗料です。
シリコン塗料のデメリット
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・伸縮性が少ない:シリコン塗料は塗膜部分が固くなることではがれにくい塗料である一方、伸縮性が低いため、ひび割れなどを引き起こしやすいと言えます。例えば地震などで外壁がひび割れしてしまった場合には、シリコン塗装ごと一緒に割れてしまうことが多いです。
・重ね塗りには不向き:もともとの外壁塗装がシリコン塗料で行われていた場合、その上をシリコン塗料で重ね塗りを行うときには注意が必要です。シリコン塗料には重ね塗りをする場合に塗料をはじいてしまう性質があるため、新たに塗ったシリコン塗料の密着が悪くなってしまう可能性があります。シリコン塗料で外壁塗装を行う際は、外壁塗装業者側にしっかりと専門知識がある業者を選びお願いをしましょう。
まとめ
conclusion
一般的に外壁塗装で用いられる事の多いシリコン塗料。一軒家などの建物の外壁塗装において、一度外壁塗装を行ったら、10~13年の耐久性をもち、それでいて汚れに強い性質を持つシリコン塗料は、費用対効果が高いと言えるのではないでしょうか。もちろんシリコン塗料以上の耐久年数を持った塗料もありますが、ある程長期間持ち性能も持たせて費用を安く抑えたい場合にはとてもおすすめの塗料です。直近で建て替える予定がある場合などであれば逆にもっと耐久年数の短く、価格も安い塗料をおすすめさせていただく事もありますので、お客様のご要望をしっかりとお伝え頂き相談できる事が大切です。