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サイディングの塗装の下塗りの役割と最適な塗料について

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サイディングの塗装の下塗りの役割と最適な塗料について

サイディングの塗装の下塗りの役割と最適な塗料について

2024/05/01

こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

自宅の塗り替えを考えた際、「うちはサイディングだけどどんな塗料にした方が良いんだろう」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。

また塗装を行う際、下塗りってした方が良いのかな。下塗りって本当に必要?と思う方もいるかも知れません。

本日はそんな方に向けてサイディングごとの下塗り塗料と下塗りの役割についてお話させて頂きます。

目次

    サイディング別下塗り塗料

    ・窯業系サイディングの下塗り塗料:浸透性シーラー

    窯業系サイディングはセメントに繊維質を混ぜて形成した外壁材です。セメントは水に弱く、窯業系サイディングも経年劣化で水を吸うようになってきます。そのまま塗装してしまうとせっかく塗装した上塗り塗料が劣化したサイディングに吸い込まれてしまいムラになってしまったり十分な性能を発揮できない可能性があります。そのため浸透性シーラーを用いて下塗りを行います。下塗りとしてシーラーをサイディング塗装する事でサイディングと上塗り塗料との密着力を上げるのと同時にサイディングの補強と上塗り塗料の吸い込みを防ぎます。

    ・金属系サイディングの下塗り塗料:プライマー(錆止め)

    金属系サイディングは金属で出来ているため経年劣化で錆が発生し、進行していきます。錆が進行していくと穴が開いたり塗膜が剥がれるなどして防水性を失っていきます。そのため金属系サイディングの下塗り塗料には錆止め効果のあるプライマーを使用します。

    ・木質系サイディングの下塗り塗料:シーラー

    木質系サイディングは天然木などの表面を塗装を行い加工し、耐火性などを付加した外壁材です。木質系サイディングは木材が持っているぬくもりのある風合いが特徴です。

    ・樹脂系サイディングの下塗り塗料:シーラー

    樹脂系サイディングは素材自体に色が練り込んである外壁材です。そのため色あせることもなく再塗装を必要としません。ただし経年劣化により弾性を失っていきひび割れなどの症状が出てきますので、原因となる紫外線から樹脂系サイディングを守るために塗装をする場合もあります。

    ・難付着サイディング:専用シーラー

    難付着サイディングとは、上から塗装を行っても塗料がうまく付着しないサイディングのこと。材質自体は一般的なサイディングと同じですが、耐用年数を伸ばすために特殊なコーティングがされています。そのため通常のサイディングであれば10年を目安に塗り替えが必要となるところ、難付着サイディングは20年は塗装しなくても良いと言われています。「無機塗料」「フッ素塗料」「光触媒塗料」などの耐用年数の長い塗装がされている場合が多いです。このような難付着サイディングには普通の塗装をしてもすぐに剥がれてしまうため、難付着サイディング専用の下塗り材を使用する必要があります。

    サイディングの下塗り塗料はサイディングの劣化状況などに合わせて使用するものや塗装回数を変えます。通常は下塗りと中塗り、上塗りで3回塗りであることが多いです。しかしサイディングの劣化状況によっては下塗り塗料の吸い込みが激しく1回塗りでは不十分な状態になってしまうこともありますので、そうした場合には2回、3回と下塗りを行う必要がある場合があります。

    サイディングの下塗りの役割

    サイディングのような外壁材に行う下塗りの役割についてご説明します。

    ・下地と塗料の密着力

    上塗り前に外壁材に下塗りを行う事で外壁材と上塗り塗料の密着力を上げる接着剤のような効果があります。

    ・下地の補強

    下塗りを行うことで劣化のあるサイディングに下塗り材が染み込むため、サイディングの補強にもなります。また状態にもよりますが既に起きているひび割れを埋める役割もあります。

    ・機能を付加

    下塗り塗料の種類によっては防カビや防藻、錆止めなどの機能を持っている場合があります。これらの下塗り材を塗装することでサイディングに機能を付加する事ができます。

    サイディングの塗装で
    下塗りをしないとどうなる?

    ・塗装ムラ

    サイディングの塗装をする際、下塗りをしないとサイディングの種類によっては塗装ムラになってしまい綺麗に塗装する事ができません。また既存の外壁材の色と新しく塗る塗料の色によっては既存の外壁材の色を塗装でカバーしきれず透けて見えてしまう場合も。下塗りをすることで上塗り塗料がサイディングに吸い込まれすぎてしまうのを防ぎ、綺麗に色が発色するような下地も作る事ができます。

    ・塗膜の剥がれなどの耐久性の低下

    下塗りを行わないとサイディングと上塗り塗料が上手く密着せず早々に塗膜が剥がれたり密着不良で膨れなどの症状が出てしまう可能性があります。また下塗り塗料によるサイディングの補強もされないためひび割れが起きてしまう可能性も高まります。

    まとめ

    サイディングを塗装する際の下塗りについてお話させて頂きました。サイディングにはいくつか種類があり、その種類や劣化状況によって最適な下塗り塗料を選択する必要があります。また下塗りを行う事で上塗り塗料の性能をしっかりと引き出し長持ちさせることが出来るようになりますので、下塗りは塗装をする際にはとても重要な役割を担っています。自分の家の外壁材はサイディングだけど、どんな下塗りが良いんだろうと疑問をお持ちの場合でも塗装業者に依頼することで最適な下塗り塗料を提案してくれますので、外壁の塗り替えをお考えの場合には相談してみてはいかがでしょうか。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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