スレート屋根のメンテナンス方法に迫る!
2024/05/15
こんにちは!市川市の外壁塗装専門店PRIDEです。
スレート屋根とは、セメントを主な原料として製造されている厚さが5mm程度の薄い板状の屋根材です。耐久性が高くスタイリッシュであるため近年では人気のある屋根材です。
そんな耐久性の高いスレート屋根ですが、定期的なメンテナンスを行うことで美観を保ちつつ長持ちさせることができます。本日はそのスレート屋根のメンテナンス方法とその最適な時期についてお話させて頂きます。
目次
スレート屋根のメンテナンス方法3つ
スレート屋根のメンテナンス方法には大きく分けて3つの種類があります。それぞれ行った方が良いタイミングが違いますので合わせてご紹介させて頂きます。
・屋根塗装(7年~10年)
7年~10年経ってきたタイミングでのメンテナンスとしては屋根塗装を行うことをおすすめします。スレート屋根は7年~10年ほど経ってくると製造時に塗装されていた塗膜が劣化し徐々に防水性能を失ってきます。見た目にも色あせや藻や苔などが発生している場合があり、またスレート屋根が割れを起こしている可能性もあります。そうしたスレート屋根のメンテナンス方法としては屋根塗装が最適です。屋根塗装を行うことで苔や藻を綺麗にして割れを補修し、新しく塗装を行うことで防水性能を取り戻し美観を整えることができます。
・棟鈑金交換(10年~15年)
屋根材をカバーするように屋根の頂点に取り付けられている棟鈑金ですが、頂点に取り付けられているため雨風の影響を最も受けやすい場所となります。また金属素材のため錆が発生したり固定の為に打ち付けられている釘の浮きなどが発生することも。この棟鈑金も10年を越えたタイミングでメンテナンスを行うことをおすすめします。特に台風などの強風を受けた後などには影響を受けている場合があります。
・屋根カバー工法、もしくは葺き替え(20年~)
スレート屋根は20年を越えると耐用年数の限界を迎え始めます。耐用年数の限界を迎えたスレート屋根は屋根塗装を行ってもスレート屋根自体の耐用年数は伸ばす事ができないため、屋根の状態によってカバー工法や葺き替えでのメンテナンスを行う事をおすすめします。また屋根カバー工法を行うためには内部が無事である必要があるため、既に雨漏りをおこして屋根の下地が痛んでいたりする場合にはスレート屋根のメンテナンス方法として屋根カバー工法は選択できない場合があります。
スレート屋根の耐用年数
スレート屋根の耐用年数は約20年と言われています。スレート屋根は主にセメントで出来ているためそのままでは防水性能を持ちませんが上から塗装されて製造されますので、その塗膜によって防水性能を保っています。しかしその防水性能を保つための塗膜も紫外線や雨風を受けて劣化していくため、住宅の置かれている環境によっては10年程度しか経っていなくても劣化症状が見られる場合があります。そのためスレート屋根の耐用年数を最大に伸ばすためには定期的にメンテナンスを行う必要があります。
スレート屋根の劣化症状
・変色している
塗膜が紫外線や雨を受けて劣化し変色している状態です。塗膜の持つ防水性が失われ、スレート屋根自体が水を含みやすい状態になっています。
・苔や藻が発生している
スレート屋根が劣化してくると雨水を受けて水分を含むようになってきます。水分を含んだスレート屋根に苔や藻が発生しやすくなり、劣化症状として表に出てきます。
・割れが発生している
スレート屋根の塗膜が劣化すると防水性を失いスレート屋根自体が水を含むため、水分を含んだ事による膨張と乾燥する際の収縮を繰り返してスレート屋根が劣化し割れの原因となります。また冬場や夜間に気温が下がり凍結を起こすような環境の場合には凍害としても割れの症状が見られるようになります。
・滑落した
スレート屋根に割れが発生したのをそのままにしてしまうことでひびが大きくなり場合によっては割れたスレート屋根が滑落してしまう場合があります。スレート屋根が滑落した時にもし下に人が居たりすると大きな事故に繋がる危険があります。
・反りが発生している
スレート屋根が劣化してくると防水性を失い水分を含むようになります。含んだ水分が浸透したり乾燥したりを繰り返すことでだんだんとスレート屋根自体が反りはじめ、浮いてくるようになってきます。スレート屋根が反ってしまった場合には塗装によるメンテナンスでは補修する事が出来ない点は注意が必要です。
上記のような状態がスレート屋根の主な劣化症状です。これらの症状を放置してしまうと劣化が進行し雨漏りに繋がる可能性があります。定期的に最適なメンテナンス方法を選択して施工を行うことでスレート屋根の寿命を伸ばす事が可能です。
まとめ
スレート屋根のメンテナンス方法についてお話してまいりました。スレート屋根のメンテナンス方法としては主に「屋根塗装」「棟鈑金交換」や「屋根カバー工法」「葺き替え」などがあり、築何年かやスレート屋根の劣化状態によって最適な補修方法を選択する必要があります。
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