PRIDE

サイディングの寿命ってどれくらい?種類ごとに解説

メールお問い合わせ LINEお問い合わせ

サイディングの寿命ってどれくらい?種類ごとに解説

サイディングの寿命ってどれくらい?種類ごとに解説

2024/06/07

こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

皆さんは住宅などの外壁に使用されるサイディングについてご存じでしょうか?「サイディングって何?」といった方から「うちは外壁がサイディングだ」「新築の際に外壁にサイディングを使いたい」といったようにサイディングについてご存じの方もいらっしゃるかと思います。

サイディングは日本の住宅において人気があり、耐久力があるだけでなく様々な色やデザインがあるため住宅の外観を求める雰囲気にしやすい外壁材です。

本日はそんなサイディングについて、一体どれくらいの寿命があるのか。塗装の必要はあるのか。サイディングの種類別にお話させて頂きます。

目次

    サイディングの寿命は15年~40年

    サイディングの寿命はサイディングの種類によっても大きく異なります。

    ・窯業系サイディング(寿命:20年~30年)

    窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜて成形した外壁材です。日本では使用されるサイディングのほとんどがこの窯業系サイディングとなっており、機能性やデザイン性に優れているものが多いのが特徴です。住宅をどのような雰囲気にしたいのかに合わせてタイルやレンガ、石積柄、木目柄、ライン柄等々様々な色やデザインから選ぶことができます。耐久性があるため寿命も長く施工コストも抑えた施工を行う事が可能です。

    ・金属系サイディング(寿命:20年~30年)

    ガルバリウム鋼板を代表とする金属系サイディングも窯業系サイディングと同等の寿命を持つ外壁材です。金属系サイディングの走りとしてはトタンでしたが、トタンは寿命は長いものの錆びやすさなどの課題がありました。またアルミサイディングは錆びにくいものの施工費用が高く普及せず…。より錆びにくく施工にかかるコストも抑えられるガルバリウム鋼板が出てきた事で注目を浴びたのが金属系サイディングです。金属系サイディングであるガルバリウム鋼板は軽くて丈夫なことから外壁のカバー工法にも使用されます。

    ・木質系サイディング(寿命:15年~25年)

    木質系サイディングは本物の木を加工して製造されている外壁材です。天然素材ならではのぬくもりなどから一定の人気があります。しかし本物の木を使用しているためコストが高く、また防火性能も低いです。腐食にも弱く他の種類のサイディングに比べても寿命が短いのはデメリットです。木質系サイディングの寿命を最大まで伸ばすためには短期間のメンテナンスと塗り替えを行う費用があります。

    ・樹脂系サイディング(寿命:20年~30年)

    樹脂系サイディングとは「塩化ビニル樹脂」を使用したサイディングです。シーリングを使用しない施工をすることができるため、シーリングの劣化を気にせずメンテナンスの手間が少ないです。まだまだ日本では普及していないサイディングではありますが、塩害や凍害に強いため海沿いの地域や寒冷地域等では使用される事があります。

    サイディングに外壁塗装は必要?

    サイディングには様々な種類があり、寿命も様々とお話させて頂きました。そんなサイディングですが、樹脂系サイディングを除いて塗装が必要です。一つ一つのサイディングについて塗装が必要な理由についてお話させて頂きます

    ・窯業系サイディング

    窯業系サイディングはセメントに繊維等を混ぜた物を板状に成形し、塗料で保護する事で作られている外壁材です。セメントはそもそも水に弱く窯業系サイディング自体も防水性能がありません。そのため保護のために塗装されている塗膜が劣化して防水性を失ってくるとサイディング自体が水を吸うようになり劣化に繋がります。そのため定期的にメンテナンスし塗装を行う事で防水性を持たせる必要があります。

    ・金属系サイディング

    金属系サイディングは金属で出来ているため、経年劣化によって錆が発生します。錆が発生し腐食が進行する事で金属サイディングは防水性を失ってしまいます。そのため金属サイディングも定期的な塗装が必要となります。発生した錆の処理を行い、錆止めを下塗りに使用して塗装を行います。

    ・木質系サイディング

    木質系サイディングは木材を使用して製造されている外壁材のため経年劣化しやすくい、他のサイディングに比べても再塗装までの期間が短い外壁材です。木質系サイディングの塗装を行う際には木目をそのまま生かすため無色透明のクリヤー塗装を行うか、また通常の塗装通り1色で塗りつぶす場合もあります。クリヤー塗装はサイディングの劣化状態が直接仕上がりに出るため、早めに行う必要があります。

     

    なお、樹脂系サイディングは樹脂そのものに色を混ぜて製造されているため、再塗装が不要です。樹脂系サイディングは日本でのシェアは1%ほど低いものの、北欧などでは50%を超えるシェアがあり人気のあるサイディングです。

    サイディングは基本的に定期的にメンテナンスと外壁塗装を行い塗膜で保護する必要があり、定期的なメンテナンスと塗装によってサイディングの持つ寿命を最大限伸ばす事が可能です。

    サイディングの寿命?劣化症状について

    サイディングの寿命を感じる劣化症状についてご紹介いたします。

    • 色あせやチョーキング
    • カビや苔が発生
    • ひび割れ
    • 反りや浮き

    サイディングは10年ほど経つ頃には上記のような劣化症状が現れます。上記の劣化症状が出ているのを放置してしまうと内部にまで腐食が進んでしまいサイディングの寿命を縮めてしまいます。またひび割れ等からサイディングの内部にまで雨水が侵入してしまうことで住宅内部の腐食にも繋がります。サイディングの寿命、ひいては住宅の寿命を最大限に伸ばすためにも定期的なメンテナンスと必要に合わせた補修が必要です。

    まとめ

    サイディングの寿命と塗装の必要有無、また劣化症状についてお話させていただきました。サイディングの寿命は種類や環境にもよりますがざっくり約20年ほど。寿命を最大限伸ばすためには定期的なメンテナンスを必要とします。

    ----------------------------------------------------------------------
    外壁塗装専門店PRIDE
    住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
    電話番号 : 023-676-6155


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。