錆汁が生じている外壁・屋根は塗装で直せるのか?
2024/11/01
こんにちは!山形市を中心に様々な建物における外壁塗装を行っております、外壁塗装専門店PRIDEです。今お住まいの建物、日々様々な要因を受け劣化が蓄積していきます。そんな劣化サインの一つでもある『錆』。サビは、アルミや鉄・銅などの金属系製品についてしまう劣化の一つで、屋根材や外壁材にアルミや鉄を使用している場合には生じるものです。そんな錆を放っておくことで錆汁も発生してきます。今回はそんな錆汁が発生してしまっている建物において、塗装でのメンテナンスが可能なのかを解説していきます。
目次
錆汁とは
どんな症状なのかな?
錆は金属が酸素や水と反応して酸化することで生じる
まず、なぜ物質はサビてしまうのかという点から理解を深めていきましょう。サビは鉄やアルミなどの金属製品が、水(外壁や屋根で言ったら雨や雪・結露のこと)や酸素に触れる事で酸化が生じます。その酸化してしまった部分が錆となって、赤茶色のような色の汚れが発生します。湿度は高いところでは錆が生じる巣ピードを早める事になり、排気ガスや埃・ゴミなどの影響によっても促進されるのです。人が金属部分に触れる事でも進行を早める為、お家においてもこういった金属類を使用している部分においてはサビ付き問題は付きまとうものなのです。
雨によって錆が流されて付着してしまう汚れのこと
そんな要因から錆が発生してしまっている部分において、雨の水の流れと共に錆が流れ付いてしまうことがあります。そうして残ってしまった跡のことを『錆汁』と言います。サビ汁は屋根や外壁だけでなく、コンクリートでもよく見られる劣化の一つです。コンクリートの中にある鉄の部分が錆び、ひび割れを通って表面にあふれ出てくるのです。その部分が錆びついているというわけではありませんが、錆汁が生じるということは、すでに周辺の部分において劣化が進行してしまっているサインになります。
錆汁が生じた外壁・屋根のメンテナンス
どうやってメンテナンスするのかな?
塗装だけでのメンテナンスはオススメしない
錆汁が発生してしまっている場合には、塗装でのメンテナンスをオススメすることはあまりありません。というのも、塗装は今の素材を保護する役割を果たすものであるため、すでに劣化が生じてしまっている箇所を直せるわけではありません。応急処置としての意味合いでしか塗装することが出来ない為、一時的に錆汁が解消されて綺麗な状態にすることは出来ますが、状態のいい外壁材・屋根材よりもサビの再発確率が高い状態になってしまいます。
錆汁が発生する前ならサビないための塗装
そのため、こういった錆が発生しやすいであろう金属系の素材をお家に使用している場合には、如何に錆を発生させないようにメンテナンスをしていくかが重要になります。その方法の一つとして塗装があるのです。さび止め効果の期待できる塗料を使用することで錆の発生を抑止しつつ保護機能を向上させることが出来ます。
根本から改善するために張り替えを検討
錆汁が発生してしまっている場合のオススメなメンテナンス方法としては、その部分の張り替えをご提案します。どんな処置を施したとしても、その部分においては根本解消が出来るわけではなく、あくまでも応急処置にすぎません。今後も何十年と住んで行く予定である場合には、これを機に錆で悩まない素材の外壁材・屋根材へ張り替えを済ましてしまう方が、根本的に問題解消をすることができ、安心して住める建物を作ることが出来ます。
錆汁が発生してしまったなら張り替えも視野に入れて検討を。
まとめ
今回は錆汁が発生してしまっている場合に塗装での補修が出来るのかについて解説してきました。塗装では保護を目的としたメンテナンス方法であるため、錆汁が発生させないための手段の一つと考えた方がいいでしょう。すでに錆汁が発生してしまっている場合には塗装ではなく張り替えをすることで劣化部分を根本的に解消する方向性で検討することがオススメです。今の劣化状況を冷静に判断し、計画的なメンテナンスを検討しましょう。
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外壁塗装専門店PRIDE
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