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クラック補修はDIYでできる?その方法とは?プロが解説します!

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クラック補修はDIYできる?その方法とは?
プロが解説します!

クラック補修はDIYでできる?その方法とは?プロが解説します!

2024/01/08

こんにちは!山形市の塗装業者、外壁塗装専門店「PRIDE」です!

外壁の塗り替えから早何年…ふと外壁を見たらひび割れが!まだ次の塗り替えまでは年数があるし、それまでの間これ以上ひび割れが酷くならずに持たせる方法は無いだろうか?それも業者に依頼せず、DIYで行えないだろうか?

とお悩みのお客様に向けてクラック補修DIYで行えるのか外壁塗装のプロが解説します!

目次

    クラック補修はDIYで可能!

    DIYで補修可能なのは幅0.3mm以下の
    ヘアクラックまで

    クラックの補修はDIYで可能です。ただし対応可能なのは幅0.3mm以下のヘアクラックまでと思ってください。0.3mm以上のクラックは塗装の表面だけではなく外壁材まで及んでいる可能性がありますので、DIYで補修を行うには荷が重いものになります。そのためヘアクラック(0.3mm以下)のクラックより幅があるクラックに関してはDIYで補修せず、外壁の補修を行える業者へ依頼しましょう。

    クラックのDIY補修は応急処置

    クラックはDIYで補修できるとはお話ししましたが、基本的にはDIYはおすすめしていない箇所です。DIYでのクラック補修はあくまで現状よりなるべく悪くならないような「応急処置」と考え、必要に応じて業者へ連絡ししっかりと補修してもらうようにしましょう。

    自分で行うクラックの補修方法4選

    コーキング

    コーキングはクラックの補修で一番メジャーな補修方法です。コーキング材を用いてひび割れた隙間を埋めていきます。隙間を埋めていくだけのため初めてでも簡単に行いやすい補修方法です。

    -必要な道具

    ・コーキング材
    補修に使用するコーキング材です(変性シリコンのコーキング材をおすすめいたします)

    ・プライマー
    コーキング材が定着しやすいようにする下地材です。

    ・コーキングガン
    コーキング材を押し出すのに使用します。

    ・ワイヤーブラシ
    補修するクラック周辺の汚れを落とすのに使用します。

    ・マスキングテープ
    補修部分以外の場所を汚してしまわないよう養生するためのテープです。

    ・ヘラ
    コーキング材を慣らし、クラックの奥まで届かせるのに使用します。

    -補修方法

    ①補修箇所の清浄
    補修するクラック部分をワイヤーブラシ等で綺麗にします

    ②マスキングテープを貼る
    補修箇所以外の場所が汚れてしまわないよう養生します

    ③プライマーを塗る
    プライマーを塗る事でコーキング材の定着を良くします

    ④シーリング材を充填
    コーキングガン等を使用し補修部分へコーキング材を入れていきます

    ⑤ヘラで整える
    コーキング材をクラックの中に入れ込み綺麗にならします

    ⑥コーキング材が乾く前にマスキングテープを取る
    乾いてから取ろうとしても取れず汚くなってしまいます

    ⑦上から塗装する
    補修部分が目立って気になる場合、上から塗装します

    -注意点

    注意点として、「ウレタンもしくは変性シリコンのコーキング材を使用すること」と「晴れの日に補修を行うこと」があります。通常のシリコン系コーキング材を使用してしまうと上から塗装をすることができず、後々外壁塗装を行う際にそのコーキング材を除去するための別途費用が必要となる場合があります。また、ウレタン系のコーキング材は単独仕上げには不向き(上から塗装を行う事で耐久性を持たせる)なため、プライマーが必要にはなりますがクラックをコーキングで補修するのであれば「変性シリコン」のコーキング材をおすすめいたします。晴れの日に補修を行うのは雨が降っている時にコーキングで補修するとコーキング部分に雨が入ってしまい定着効果が弱まってしまうためです。雨が降っていなくても湿度が高い場合にはコーキングが湿って再度施工不良となる可能性もありますため、コーキングによるクラック補修をする時には晴れの日をおすすめします。

    スプレーセメントを吹く

    スプレーセメントを吹く補修方法は、クラックが起きている部分に対してセメント材が入っているスプレーを吹き補修する方法です。スプレーを吹くだけで力が必要ないためお年寄りの方や女性でも簡単に補修ができます。

    -必要な道具

    • スプレーセメント
      クラック補修に使用するスプレーセメント
    • マスク
      スプレー時に吸い込んでしまわないよう保護する目的のマスクです
    • 保護メガネ
      スプレー時に目に入ったりしないよう保護する目的のメガネです
    • 軍手
      手を保護する目的の軍手です
    • 霧吹き等水がかけられるもの
      水はセメントの定着と硬化に必要です
    • セメント定着液 等

     

    スプレーセメントの商品ごとに必要な道具に違いがありますので、詳しくは商品の使用方法をご覧ください。

    -補修方法

    仕様するセメントスプレーごとに使用方法が異なりますので、詳しくはお手元のセメントスプレーの使用方法に従って使用ください。

    ①クラック補修部分を清掃する
    クラックの内部や周辺を清掃しセメントの定着力を上げます

    ②補修面に霧吹き等でたっぷり水をかける
    セメントを定着させるために補修面をしっかりと濡らします

    ③スプレーをよく振り、吹き付ける
    カラカラとしっかり音が鳴るまで振って吹き付けます

    ④スポンジ等で刷り込む
    周辺のセメントも含めてクラック内部に入り込むように刷り込みます

    ⑤スプレーが終わったら霧吹き等で表面を軽く濡らす
    セメントの硬化のために表面を濡らします

    -注意点

    スプレーで吹く関係上、広範囲にセメント材が飛び散ります。そのため部分的なクラック補修にスプレーセメントを使用したい場合にはしっかりと周辺を養生しておく必要があります。スプレーセメントを使用したクラック補修は広範囲のクラックにより有効です。

    セメントチョークで埋める

    補修専用のセメントチョークをクラックをなぞる様に塗り込んでいく補修方法です。適度な圧力が必要で作業時間が必要ですので体力が必要です。スプレーセメントに比べてセメントが飛び散ったりしないためセメントが無駄にならない利点があります。

    -必要な道具

    • セメントチョーク
      クラック補修に使用するセメントチョークです
    • 霧吹き等水がかけられるもの
      セメントの硬化と定着に必要です
    • 指サック 等
      チョークを塗り込んでいく時に指を保護する目的で使用します

    -補修方法

    ①クラック部分を清浄
    補修部分とその周辺を綺麗に清掃します

    ②クラック内部に水分が残る程度に濡らす
    セメントの定着のために濡らします

    ③セメントチョークを強い力で直角方向へ塗り込む
    クラックの内部までしっかりセメントが入り込むよう、力を入れて塗り込みます

    ④周囲の削り粉を指等でひび割れ内部に押し込む
    補修面の周辺についたセメント粉を指で押し込むように塗り込んでいきます

    ⑤15分~30分ほど乾燥
    しばらく乾燥させます

    ⑥はみ出した部分をブラシ等で清掃
    セメントがはみ出てしまった部分を綺麗にします

    -注意点

    適度な圧力でチョークを刷り込んでいく必要があり比較的長い作業時間になりますので、施工に体力が必要になります。また、その施工方法から狭い範囲やごく細いクラックに向いています。広い範囲のクラック補修をしたい場合にはセメントチョークではなくセメントスプレーやコーキング等他の補修方法にしましょう。

    エポキシ樹脂を注入する

    エポキシ樹脂を注入する補修方法は少し専門的な作業にはなりますが、一応DIY可能です。

    -必要な道具

    • エポキシ樹脂注入キット

     

    エポキシ樹脂を注入する方法はより専門的な道具が必要となりますが、現在は「キット」としてまとめてある商品もあります。小さなクラック補修のために道具をそろえるよりもまとまっている商品を購入した方がコスパも良く道具を揃えられます。

    -補修方法

    ①ウエスやワイヤーブラシ等でクラック部分を清掃
    しっかりと定着させるためにクラック部分にあるホコリ等を取り除きます

    ②台座を取り付ける
    クラックに沿って台座を取り付けます

    ③シール材を塗布
    台座を固定し、エポキシ樹脂が隙間から漏れてこないようしっかりと上から被せます

    ④注入材をよく混ぜる
    混ぜが足りないと施工不良の原因となるため、しっかりと混ぜます

    ⑤ノズル先端を台座の注入口に押し付け、ゆっくりと充填する
    ゆっくりと時間をかけてクラック全体に樹脂がいきわたるよう充填します

    ⑦24時間硬化する
    時間をかけてじっかり硬化させます

    ⑧注入機器を取り除く
    注入機器を取り除き、台座とシール材を取り除きます

    -注意点

    施工箇所は乾燥している状態で行う事。また、夏等で気温が高い場合には硬化時間が極端に短くなり、樹脂がクラック全体にいきわたる前に硬化してしまう可能性があります。施工不良の原因にもなりますので樹脂を用いたクラック補修をする際には気温や補修面の温度も考え日取りを決めましょう。

    まとめ

    クラック補修はDIYで可能ですが、それは0.3mm以下のクラックに限ります。クラックの深さ等によってはDIYせず業者へ依頼しましょう。また、DIYでのクラック補修はこれ以上酷くならないための「応急処置」と考え、様子を見て業者へ補修依頼を行うと良いでしょう。DIYで使用可能なクラックの補修方法はいくつかあり、クラックの大きさや素材等によって適した補修方法が変わってきます。かかる費用や手間、耐久力にも関わってきますので、DIYクラックを補修する際には自分の行える範囲で最善の補修方法となるようよく調べてクラック補修に臨みましょう。


    山形市でクラック補修を依頼するなら
    外壁塗装専門店「PRIDE」まで♪

    弊社『外壁塗装専門店「PRIDE」』では、山形市のお客様を中心に外壁の塗り替え依頼を賜っております。外壁や塗膜にクラックが発生している場合にもその大きさや種類に合わせた適切な方法にて補修し綺麗に塗装させて頂きますので、住宅の外壁がひび割れを起こしている際にもぜひともご相談ください。お客様の想像以上の施工をお届けできるよう精一杯施工させて頂きます。

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    外壁塗装専門店PRIDE
    住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
    電話番号 : 023-676-6155


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