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外壁のカバー工法にデメリットはある?メリットにも注目して解説!

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外壁のカバー工法にデメリットはある?
メリットにも注目して解説

外壁のカバー工法にデメリットはある?メリットにも注目して解説

2024/05/06

こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

皆様は外壁の補修には塗装と張り替えの他に方法がある事をご存じでしょうか?

その方法とは、「カバー工法」。

カバー工法とは、既存の外壁の上から新しい外壁材を張っていく方法のことを指します。塗装を行うよりは費用がかかる工法ではありますが、張り替えをするよりかは安く外壁の補修を行う事ができます。

そんなメリットがたくさんありそうなカバー工法ですが、デメリットもあることをご存じでしょうか?本日はそんなカバー工法のデメリットとメリットを中心にお話させて頂きます。外壁の補修についてお悩みの方のお力になれればと思います。

目次

    外壁のカバー工法のデメリット5つ

    ・耐震性が下がる点がデメリット

    カバー工法は既存の外壁材を撤去することなく上から新しい外壁材を被せて施工しますので、その新しい外壁材の分だけ住宅全体の重量が増します。重たいたてものほど地震で良く揺れる傾向がありますので、カバー工法を行った住宅は耐震性が少し下がってしまう点がデメリットです。

    ・内部結露の危険がある点がデメリット

    カバー工法をする際には既存の外壁材と新しい外壁材の間に胴縁という建材を設置し、空気が通れるようにします。しかしこの施工がうまくいかないと外壁の内外に温度差が発生してしまい内部に結露が発生する可能性があります。既存の外壁材と新しい外壁材との間で内部結露をおこしてしまうと知らない間に結露が断熱材や下地に浸透し、住宅全体の耐久力を下げてしまいます。そうした危険がある点がカバー工法のデメリットのうちの一つです。

    ・下地の補修ができない点がデメリット

    カバー工法は既存の外壁材を新しい軽くて丈夫な外壁材で覆うようにして施工します。既存の外壁材を剥がしたりはしないため、下地の点検及び補修をすることはできません。そのためもし下地に問題があった場合にも補修ができない点はデメリットです。また、既存の外壁の状態も確認できなくなってしまいます。下地の状態によっては新しい外壁材を固定しておく力も弱くなり、地震等をきっかけに落ちてきてしまう危険があります。そのためカバー工法を行う際には下地の状態についてもよく確認しておく必要があります。

    ・カバー工法に選べる種類が少ない点がデメリット

    カバー工法では外壁材は金属製の軽いものが使用され、重量のあるものは選ぶことができません。というのも重量のある外壁材でカバー工法をおこなってしまうと耐震性能が大きく下がる恐れもあり、ALCやタイルなどの外壁材はカバー工法に使用する事ができません。そのためカバー工法に使用する外壁材についてこだわりがある場合には選べる外壁材が少ないカバー工法はデメリットが大きいかも知れません。

    ・補修費用が高くなる

    外壁にカバー工法を行った場合、カバー工法の上からカバー工法をすることはできませんので、もし補修する事になった場合には外壁の張り替えをすることになります。その際には元々の外壁とカバー工法をした外壁、2種類の撤去作業を行う必要があり、それには多額の費用がかかってしまいます。

    カバー工法のメリット

    ・張り替えよりも安い

    カバー工法は既存の外壁材を撤去することなく新しい外壁材を外壁に固定していく工法のため、外壁材の張り替えを行うよりも安く施工できる点がメリットです。

    ・張り替えよりも早い

    張り替えは既存の外壁材を撤去する時間がかかりますが、カバー工法であれば既存の外壁材を撤去する時間はかかりませんので張り替えをするよりも早く施工が終わります。

    ・遮音性と断熱性が上がる

    カバー工法は実質外壁が2枚いになるようなもののため、その分防音性や遮熱性が上がります。家の中にいるのに外の音が気になる場合や夏場や冬場に過ごしにくさを感じるようであれば外壁のカバー工法を検討してみてもいいかも知れません。

    カバー工法ができない外壁

    外壁の状態によってはカバー工法ができないケースも中にはありますのでご紹介いたします。

    ・既存の外壁の劣化がひどい

    カバー工法の下地となる既存の外壁の状態によってはカバー工法が行えません。例えば大きなひび割れがある場合やサイディングが反っている場合などはカバー工法に適さず施工を行う事が出来ません。

    ・外壁内部の劣化が酷い

    築年数が長く外壁の内部の劣化が酷い場合にもカバー工法は行う事が出来ません。

    カバー工法の際、下地となる既存塗膜の劣化やその下地となっている外壁内部の部分の劣化状況によってカバー工法が行えない場合があります。そのまま施工してしまうと張り直しが必要になったりカバー工法で施工した外壁の欠落などにも繋がりますので危険です。

    まとめ

    外壁のカバー工法についてデメリットとメリットについてお話させて頂きました。カバー工法は塗装よりも費用がかかる外壁の補修方法ではありますが、張り替えよりも安く外壁を補修出来る他、塗装よりも長期間外壁を綺麗な状態に保っておく事ができます。しかし一方で住宅全体の重量が増えるため住宅の耐震性能が少し下がったり、選べる外壁材に限りがある点はデメリットですので注意が必要です。また住宅の状態によってはカバー工法自体行えない場合もありますので、自宅をカバー工法で補修したいとお考えの場合には実際に業者に確認してもらい、カバー工法可能かどうか確認してみましょう。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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