PRIDE

外壁塗装をする際の水性塗料の乾燥時間はどれくらい?油性塗料との違いとは

メールお問い合わせ LINEお問い合わせ

外壁塗装をする際の水性塗料の乾燥時間はどれくらい?
油性塗料との違いとは

外壁塗装をする際の水性塗料の乾燥時間はどれくらい?油性塗料との違いとは

2024/05/29

こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。

外壁塗装をする際に使用する塗料はざっくりと分けて「水性塗料」と「油性塗料」に分けられます。そのどちらの塗料を使用する場合にも通常は重ね塗りを行い施工します。

この重ね塗りをする際には一回一回しっかりと乾燥時間を取る必要があります。もし十分な乾燥をせずに塗り重ねてしまうと様々な不具合が出る可能性があります。

それでは一体実際にはどれくらいの乾燥時間が必要なのでしょうか?

今回は「水性塗料」に焦点を当ててお話させて頂きます。

目次

    水性塗料は23度で3~4時間の乾燥時間

    水性塗料は23度の気温で3~4時間ほどで乾燥します。乾燥時間は気温や湿度に大きく影響され、夏場は30分~1時間、冬場は5時間以上の乾燥時間が必要となる場合があります。この乾燥時間は「重ね塗り可能」となるまでの時間であり、実際完全乾燥するまでには2週間ほどかかります。

    油性塗料の場合は3~6時間の乾燥時間

    油性塗料の場合は強化剤が無ければ23度の気温で6時間、強化剤入りの油性塗料であれば半分の時間の3時間程度で乾燥します。また2液性の油性塗料であれば硬化剤を混ぜて使用するため、強化剤入り油性塗料同様水性塗料よりも早く乾燥します。水性塗料の希釈剤が水なのに対し油性塗料の希釈にはシンナーを使うため、シンナーは水よりも気化が早い事から乾燥が早くなります。

    水性塗料の乾燥段階

    水性塗料のような塗料は時間をかけて徐々に乾燥していきます。乾燥の段階は主に4段階に分かれていますのでご紹介いたします。

    ・指触乾燥:1~2時間ほど

    指で軽く触っても塗料が指につかない状態です。強くこすると塗料が剥がれる可能性があります。表面のみ乾いている状態で内部まで乾燥していないため、まだ安心して重ね塗りはできません。

    ・半硬化乾燥:3~4時間

    塗膜内部の乾燥まで進み、塗装されている面を擦っても跡がつかない状態です。ここまで乾燥が進めば安心して重ね塗りを行う事が出来るようになります。

    ・硬化乾燥:1週間

    塗装されている箇所を強く押しても跡が付かない状態です。塗膜の乾燥が内部まで進み、硬化しています。

    ・完全乾燥:2週間

    塗膜の内部まで完全に乾燥し、完全に塗膜が形成された状態です。完全に乾燥しているため塗料の持つ性能を十分に発揮できている状態です。

    十分な乾燥時間を取らないとどうなる?

    水性塗料や油性塗料といった塗料を使用して塗装を行う際、乾燥時間は非常に大切な要素です。十分な乾燥時間を取らずに施工をしてしまった場合、一体どんな影響が出るのでしょうか?

    ・塗膜の膨れ

    十分な乾燥時間を取らずに塗り重ねを行うと乾燥せずに塗膜内に残った水分や空気が塗り重ねによって閉じ込められてしまい、その後の気温上昇などで気化したり膨張し、塗膜を押し上げてしまいます。それにより塗膜の膨れに繋がります。

    ・塗膜の剥がれ

    上記の塗膜の膨れからの塗膜の剥がれに繋がることもあれば、十分な乾燥時間を取らなかった事による密着不良で剥がれに繋がる事もあります。いずれにしても水性塗料や油性塗料を使用して塗装を行う際には乾燥時間が非常に重要で、十分な乾燥を待ってから塗り重ねて施工していく必要があります。

    水性塗料が乾燥するまでの間の注意点

    ・雨が降ると塗り直しになる

    水性塗料の弱点として、乾燥前に水に触れると流れてしまうというものがあります。そのため水性塗料を用いて塗装を行った際、乾燥する前に雨に降られてしまうと塗り直しとなる可能性があります。ただし水に弱い水性塗料ではありますが、乾燥が進めば塗料が塗膜を形成し外壁に密着するため水に溶けてしまうような事はありません。

    ・触らない

    水性塗料に限らず、塗料は徐々に乾燥していきます。乾燥していく中で軽く触れてもつかない状態になりますが、これは乾いたように見えて乾いていない状態です。表面のみ乾燥しており塗膜の内部まで乾燥していないため、強くこすったりしてしまうと塗膜が剥がれる原因となってしまいます。そのため完全乾燥するまではむやみに塗膜に触れないようにしましょう。

    水性塗料が完全に乾燥するまでには約2週間

    水性塗料が完全に乾燥するまでにかかる時間は約2週間です。ただし夏場など気温が高い場合には乾燥までの時間が短縮されたり、冬場の気温が低い場合や雨が降っていて湿度が高いような場合には乾燥までの時間が伸びる可能性があります。

    まとめ

    水性塗料の乾燥時間についてお話させて頂きました。建物の置かれている環境や湿度などにもよりますが、春や秋の季節には大体2~3時間ほどで塗り重ねが可能なくらいには乾燥します。また完全に内部まで乾燥するまでには2週間ほどかかります。水性塗料は1~2時間ほどで軽く触った程度ではつかないほど乾燥しますが、この時にはまだ内部まで乾燥していないため強く触りすぎない事が大切です。

    ----------------------------------------------------------------------
    外壁塗装専門店PRIDE
    住所 : 山形県山形市江俣4-4-43
    電話番号 : 023-676-6155


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。