外壁塗装は築何年で行うべき?その目安について解説
2024/06/03
こんにちは!山形市の外壁塗装専門店PRIDEです。
新築で住宅に住み始めたりすると「築何年くらいで外壁塗装を行うべきなんだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れません。また「外壁塗装をしてから何年経ったらまた塗り替えをするべきなんだろう」と「築何年か」ではなく「塗装して何年か」かで次の塗装までの期間についてお悩みの方もいらっしゃるかも知れません。
本日はそんな築何年か、また前回の塗装から何年経ったら塗装するべきなのかお悩みの方に向けて築何年経ったら外壁塗装をするべきなのかの目安や塗装別外壁塗装後の塗り替え年数目安をお話させて頂きます。
目次
外壁塗装は築何年で行う?【築10年~目安】
新築から初めての外壁塗装を行う場合、だいたい築10年~15年が外壁塗装を行う目安です。新築時に外壁にコーティングされている塗膜の寿命が大体10年~15年であることが多いからです。しかし実際築何年経ったら外壁塗装を行った方が良いのかは住宅の置かれている環境や天候などにもよります。頻繁な雨や強い紫外線などは塗膜を劣化させる原因となりますので、築10年経つ前に劣化症状が出てくる可能性があります。外壁塗装の劣化症状について次の項目で解説しますので、「築何年か」だけでなく「どのような劣化症状が出ているか」も元に外壁塗装を検討するようにしましょう。
外壁塗装を行う目安となる劣化症状
・色あせ、変色
外壁塗装の劣化症状として色あせや変色があります。塗膜が紫外線を受けて劣化し、脱色などを起こします。
・チョーキング
塗膜を指で触るとチョークが粉になっている状態のものがつくような状態のこと。上記の色あせ同様防水性能が失われ始めている状態のため、放置していると外壁自体が痛む原因となる可能性があります。
・ひび割れ
ひび割れが塗膜で止まっている状態であれば急ぐ必要はありませんが、外壁自体がひび割れを起こしている場合には早めに対処する必要があります。ひび割れを放置しているとそこから雨が入り込み外壁内部の劣化に繋がります。
・剥がれ
塗膜の劣化が進むと塗膜の剥がれに繋がる可能性があります。塗膜が剥がれてしまうと外壁材がむき出しになり、直接雨や紫外線を受けることになるため外壁の劣化が進んでしまいます。
・錆
金属製の外壁材である場合、錆びの発生は早急に対処した方が良い外壁の劣化症状のうちの一つです。発生した錆の侵食が進むと外壁塗装だけでは補修できない可能性があります。
・苔や藻、カビの発生
風通しの悪い場合や住宅が水場の近くにある場合の他、塗膜が劣化してきて防水性能を失ってきた場合にもカビや苔、藻が発生しやすい状態になります。
2回目以降の外壁塗装の時期目安は塗料ごとに違う
塗料ごとの外壁塗装の時期目安についてご紹介
・アクリル塗料:2~3年
アクリル塗料は耐久力が低く耐用年数も短い塗料です。塗料の効果もあまり持続しないため、外壁や屋根の塗装にはほとんど使用されません。耐久力も低く耐用年数が短い分、塗料も低価格です。そのため数年に一度という短い期間で外壁の塗り替えをしたい場合や数年だけでも綺麗になってくれていればいいといった場合にはおすすめの塗料です。しかし塗料は安いものの施工にかかる費用は他の塗料を使用して外壁塗装を行う際と同様の費用がかかります。そのため何度も塗り替えを行う場合にはトータルの費用が耐用年数の長い塗料を使用して行う外壁塗装よりも高くなる可能性があります。
・ウレタン塗料:8~10年
ウレタン塗料は以前は塗装を行う際に人気がありよく選ばれる塗料でした。柔軟で良く伸びる塗膜を持っており、ひび割れを起こしやすいモルタル外壁等への塗装に向いています。また密着性も高いため金属などの塗装にも使用されます。薬品に対する耐久性が高いため、酸やアルカリといった薬品を使用する工場の外壁塗装の際に採用されることもあります。
・シリコン塗料:10年~15年
シリコン塗料はウレタン塗料よりも耐久力が高く、ウレタン塗料に代わって人気の出てきた塗料です。耐用年数がアクリルやウレタンよりも長い一方、施工費用はその分上がります。ただその耐用年数とかかる費用を比べるとコストパフォーマンスに優れている塗料と言えます。
・ピュアアクリル塗料:12~15年
ピュアアクリル塗料とは不純物の無い純粋なアクリル樹脂を使用した塗料であり、トップクラスの耐久力を持つ塗料です。弾性があり外壁材のひび割れに追従しひび割れを埋める効果があります。弾性がある塗膜のため比較して汚れやすい点には注意が必要です。
・フッ素塗料:15~20年
フッ素塗料はシリコン塗料やピュアアクリル塗料よりも耐用年数が長い塗料です。耐候性も高いため艶が長持ちし、汚れにくい特徴があります。
・無機塗料:15~20年
無機塗料はトップクラスの年数を持つ塗料です。無機物を配合する事で紫外線や雨に強く高い耐候性を持たせることができています。その高い耐久力に比例して施工にかかる費用も高いものの塗り替えまでにかかる期間を長く持てるため長い目で見ればコストを抑えて塗装を行う事ができます。
上記の耐用年数はあくまで目安であり、実際には外壁材の種類や住宅の置かれている環境などによって大きく左右されます。そのため塗料の耐用年数の数年前から外壁の状態をチェックし、劣化症状などが出ていないかどうか確認することをおすすめします。
外壁塗装は築何年で行うべき?まとめ
外壁塗装は築何年に行った方が良いのかの目安や2回目以降の外壁塗装の年数目安についてお話させて頂きました。新築から塗装を考える際には約築10年~15年を目安に外壁のメンテナンスを行い塗装を行う事をおすすめします。また二回目以降の外壁塗装は前回外壁塗装に使用した塗料によって目安の期間が変わります。例えば現在人気のあるシリコン塗料であれば10年~15年を目安に外壁塗装をおこないましょう。
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