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ウレタン防水の施工単価について簡単解説!費用を抑えるためのコツも

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ウレタン防水の施工単価について簡単解説!費用を抑えるためのコツも

ウレタン防水の施工単価について簡単解説!費用を抑えるためのコツも

2024/03/28

こんにちは。外壁塗装専門店PRIDEです。

防水工事は住宅のメンテナンスにおいて欠かせないものですよね。

その中でもウレタン防水は一般住宅にも広く使われている防水工事です。

本日はそんなウレタン防水の工法ごとの施工単価とできるだけ安く施工を行うためのコツについてお話させて頂きます。

単価の目安を知る事でより適正な価格でウレタン防水を行う事が出来ますよ。

目次

    ウレタン防水の単価一覧

    ウレタン防水には主に3種類の工法があります。工法ごとに単価も違いますのでご紹介いたします。

    ・通気緩衝工法:単価【5,800~8,000円/㎡】

    通気緩衝工法はウレタン防水工事の中で最も単価が高い工法になります。プライマーとウレタン樹脂の間に通気緩衝シートを入れ、脱気筒を設置する工法です。すでに下地に水分が含まれてしまっている場合等に使用され、下地に含まれている水分が蒸発しウレタン防水層を押し上げ膨れ等の症状が出てしまう事を防ぐことができます。

    ・メッシュ工法:単価【4,500~6,500円/㎡】

    メッシュ工法はプライマーとウレタン樹脂の間にメッシュ状の繊維材を挟んで施工する方法です。下地に直接施工する密着工法に比べ、防水層の強度を強くすることができます。ただし通気緩衝工法と違って下地の水分を逃がすことができないため、膨れ等の不具合が発生する可能性があります。

    ・密着工法:単価【4,500~5,500円/㎡】

    プライマーを塗布した下地に直接ウレタン樹脂を重ねる工法です。ウレタン防水工事の中では最も単価が安く施工することが可能です。すでに雨漏りをしている場合や分厚いコンクリートは内部の水分を完全に乾かした後に施工することが難しいため、この工法は向いていません。

    ウレタン防水の単価を安く施工する方法

    ・早めにメンテナンスをする

    ウレタン防水層のメンテナンスを定期的に行う事で全面的な防水工事を行う前に部分的な補修で済んだり、防水層が劣化してきた時にも雨漏り等が起こってしまう前に防水層の張り替えを行う事ができます。定期的なメンテナンスを怠り防水層の劣化を長期間放置してしまった場合、雨漏りを起こして建物内部にまでダメージが入り、結果としてより大きな工事が必要になってしまう可能性があります。こまめなメンテナンスを行う事で単価の安い工事を選ぶことができます。

    ・相見積もりを取る

    複数の業者に見積もり依頼をし、相見積もりを取る事も単価を安く工事を依頼できる可能性があります。相見積もりを取ることで業者同士で価格競争が起こり少しでも割引をしてくれたり、ウレタン防水に必要な費用の単価の相場を知る事ができて高い見積もりの業者を選ばずに済みます。ただし、あまりにも安い業者は手抜き工事を行う可能性もありますので、悪徳業者に引っかからないようしっかり見極めをする必要があります。

    ・他の施工と一緒に行う

    外壁塗装や屋根塗装、そのほかの細かな防水工事やベランダの床塗装といった住宅のメンテナンスにかかわる施工と一緒にウレタン防水工事を行うことで割引交渉がしやすくなったり、諸経費の削減を行うことができて単価を安く施工できる可能性があります。

    ・保険使用を検討する

    ウレタン防水をする原因となった事柄の内容によっては火災保険を利用してウレタン防水を行う事が出来る可能性があります。もし防水が必要となった損傷の原因が台風や大雪などの天災であれば修繕の費用として保険から補償されるかも知れません。ただし経年劣化による破損などは補償対象にはならないため、実際に対象となるかどうかは業者に依頼しプロの目から確認してもらうと良いでしょう。

    ウレタン防水の耐用年数

    ウレタン防水の耐用年数は施工場所や工法にもよりますがおおよそ8~12年ほど。そのため大体8年を過ぎたあたりからウレタン防水層のメンテナンスおよび塗り替えを検討し始めましょう。10年を越えたら塗り替え時期だと思っておくと良いでしょう。

    ウレタン防水の劣化症状

    ・膨れ、浮き

    ウレタンの防水層の下地に水が入り込み、その水が蒸発する際に防水層を押し上げるために防水層の膨れや浮きといった症状が出てくる場合があります。また、下地が乾燥不足で水分が残っていたり密着性を上げるプライマーの塗布量を誤っていた場合にも施工不良として膨れや浮きの現象が出る場合があります。

    ・剥がれ

    上記のような膨れや浮きから防水層が耐えられなくなり、剥がれの現象を起こします。防水層が剥がれてしまうとそこからまた雨が入り込み、より広い範囲で膨れや浮き、剥がれといった劣化現象を起こします。

    ・チョーキング、色あせ

    ウレタン防水の仕上げとして塗るトップコートが紫外線等を受けて劣化してきた場合に色あせやチョーキングといった劣化症状が出てくる場合があります。トップコートが劣化すると次にウレタン防水層がダメージを受けますので、その前にトップコートのみ塗り替えを行う事でメンテナンスコストを抑えて防水性能を維持することができます。

    まとめ

    ウレタン防水の単価は工法によっても大きく違い、【4,500~8,000円/㎡】ほどです。ウレタン工法には下地にプライマーを塗布し、その上から直接ウレタン樹脂を塗っていく「密着工法」の他、プライマーを塗布した後にメッシュ状の繊維材を張り付けてその上からウレタン樹脂を塗っていく「メッシュ工法」、プライマーを塗布した後に通気緩衝シートを張り付け、脱気筒を取り付ける「通気緩衝工法」があり、「通気緩衝工法」が最も施工単価が高いウレタン防水工事です。定期的にメンテナンスを行う事で劣化症状が軽微なうちに小さな補修を行ったりトップコートを塗り替える事で長期的に見て安く防水性能を維持することが可能です。

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