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塩ビシート防水の単価相場について。その特徴も簡単解説!

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塩ビシート防水の単価相場について。その特徴も簡単解説!

塩ビシート防水の単価相場について。その特徴も簡単解説!

2024/03/31

こんにちは。山形市にある外壁塗装専門店PRIDEです。

本日は塩ビシート防水の施工単価の相場とその特徴についてお話させて頂きます。

塩ビシート防水はウレタン防水に比べて平坦な場所への施工が向いている他、メンテナンスフリーで長期間防水層を保つことができますよ。

目次

    塩ビシート防水の施工単価の相場は
    【4,000円~7,500円/㎡】

    塩ビシート防水の施工単価の相場は【4,000円~7,500円/㎡】です。

    塩ビシート防水には2種類の施工方法がありますが、単価が変わらない(料金が変わらない)業者と、施工方法によって単価に差がある業者が存在しています。単価に差がある場合には後述で紹介する2つの工法のうち、「密着工法」と呼ばれる工法の方が単価が安い傾向にあります。

    塩ビシート防水には2種類の施工方法がある

    ・密着工法:4,000円~5,000円/㎡

    塩ビシート防水の密着工法とは、下地と塩ビシートを接着剤を用いて直接密着させていく工法です。機械的固定工法に比べると下地に直接密着させる分、強風に対する耐性が強い他、下地の乾燥状態などの施工条件が少し厳しめです。

    ・機械的固定工法:5,500円~7,500円/㎡

    固定ディスクを用いて防水シートを屋根の下地に固定していく工法です。固定ディスクを用いて塩ビシートを固定するため、塩ビシート全体が下地に密着するわけではなく空気の層ができる状態になっています。この空気の層によって下地が含んでいる水分が水蒸気になった際に水蒸気を逃がすことができ膨れ等の不具合が出るのを防ぎます。ただ、ディスクを固定するのにビスを打ち込む際に振動や騒音が発生します。

    塩ビシート防水の特徴

    ・ウレタン防水よりもメンテナンスフリー

    塩ビシート防水は定期的なメンテナンスとトップコートの塗り替えを必要とするウレタン防水に比べ、メンテナンスを行わずに防水層を保つ事ができます。また、塩ビシート防水に使用される塩ビシートは工場にて生産されており品質が一定なため均一な品質で施工を行う事ができます。

    ・既存の防水層がどのようなものであっても上から施工する事が可能

    塩ビシートは既存の防水層がどのようなものであっても上から施工する事ができます。また下地の種類も問いません。

    ■塩ビシート防水のデメリット

    ・破れる可能性がある

    塩ビシートはとても耐久力のある素材ではありますが、厚みが1.5mm~3mmと非常に薄い素材でもあります。そのため飛来物が飛んできてぶつかった衝撃や鳥がつついてしまうことで破れてしまう可能性もあります。もし破れてしまった際にはそこから水が入り込み雨漏りに繋がってしまう可能性があります。

    ・シートのつなぎ目ができる

    塩ビシート防水はシートを張り合わせて防水層を作るため、どうしてもシートとシートのつなぎ目ができてしまいます。もちろんつなぎ目の部分は特殊な接着剤や熱風を用いてしっかりと密着させ防水しますが、つなぎ目のある見た目は気になる方にとってはデメリットかも知れません。

    塩ビシート防水をおすすめする方

    ・屋上の形が複雑ではない

    塩ビシート防水施工はシートを張り付けていく工法のため、複雑な形状をしている場所への施工に向いていません。平らで広い整形地への施工が向いていて耐久性にも優れているため、ビルやマンションの屋上などに施工されることが多いです。もし複雑な形状の場所に防水施工する場合にはウレタン防水等を採用した方がより効率よく施工できるかと思います。

    ・重い防水施工で建物に負荷をかけたくない

    塩ビシート防水はアスファルト防水に比べると軽いため建物への負荷を減らす事ができ、建物の耐震性能に影響を与えづらいです。

    ・定期的なメンテナンスをしたくない方

    ウレタン防水やFRP防水の場合には5年を目安にトップコートを塗り替えて防水層を維持していく必要がありますが、塩ビシート防水はメンテナンスすることなく長期間防水層を保つことが出来ます。ただし非常に耐久力があるとはいえ厚みは無いシートのため、飛来物がぶつかった衝撃等、場合によっては破れる可能性もあります。

    まとめ

    塩ビシート防水の単価とその特徴、おすすめする方について解説してまいりました。塩ビシート防水の単価は【4,000円~7,500円/㎡】業者によっても単価に大きく差がありますので、塩ビシート防水をお考えであればまずは複数の業者に見積もり依頼を出してみましょう。塩ビシート防水は定期的なメンテナンスとトップコートの塗替えが必要なウレタン防水やFRP防水に比べてメンテナンスフリーで10年ほどは防水性能を保つ事ができます。ただ、シートを張り合わせる工法であるためどうしてもシートのつなぎ目ができてしまう点や複雑な形状の場所、狭い場所への施工は向いていない点があります。施工方法には密着工法と機械的固定工法があり、接着剤を用いて下地に直接貼り付けていく密着工法の方が単価が安い傾向にあります。どちらにもメリットとデメリットがあるため、塩ビシート防水を考えた際の施工方法に関しては良く考えて選ぶと良いでしょう。

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    外壁塗装専門店PRIDE
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